チーム力でインカレ制覇誓う/全日本大学対抗選手権事前取材

2015.08.04
櫻井智明監督
「東日本の反省材料はたくさんあった。そこは指示してそれぞれ考えるように言った。今の4年生っていうのはすぐ上の上級生がいなかった。2年間クラブをよくまとめてくれたなと思う。下級生が台頭してきたので葛藤もあった。基本的には最初から4年生を中心に出すつもりだったが葛藤もないと強くなれない。みんなに初心に戻って春先にやった練習を見直そうという風に言ったし徹底させた。自分らが最初の目標が何だったかっていうのを思い出すことが大事。ベスト8でいい勝負をすると思う。強いところを1回やっつけないと上にいけない。8決めを抜けちゃえばみんな思い切ってできると思う。優勝はしたい。戦力的に厳しい面もあるがゼロとは言えない。誰かが爆発的に伸びてくれればいいとこまで行く。個人戦は団体戦と同じようなペアで組ませた。まぁまぁ行くんじゃないかなと思う。セカンドレシーブは全部こういう風にしろだとか、外へ外へ出すようなコースを徹底してくれれば間違いなく上位に入る。私も楽しみ」

土田章代主将(営4=昭和学院)
「東日本の後は雰囲気が悪かったが、その後ミーティングをして、だいぶ雰囲気は良くなった。監督からは、1回原点に戻って去年の冬からやっている長いボールを打つ、角度を付けることをしっかりやっていこうと言われている。後はセカンドレシーブは後衛前に返すんじゃなくてアタックだったりとか、ツイストでどんどん攻めていく練習をしている。個人的には前後のフットワークを練習している。入替戦で1つになってみんなで笑って終われたので、インカレも優勝して、勝って、そう終わりたい。インカレはまずは8決めの昭和短大戦が大事。今1番勢いのあるチームだと思う。私たちは技術面では優勝できると思っているしその力はある。後はチーム力が足りていないので出る選手もそうだし応援の選手も同じ気持ちでやっていけるようにしたい。個人戦は井本とペア練も重ねて少しずつ形になったので最後は2人で1つでも上を目指したい。私は大学でテニスを辞めるのでこれが明治として出るのも、自分が主将として出る最後の大会でもあるので自分が勝って優勝させるという思いはある。それが実現できるようにまずは自分のことをしっかりやって、チームの雰囲気も見つついい状態に上げて次の代に渡していけたらいいと思う」

井本奈津美(営4=三重)
「最近のミーティングで、メンバーとしての意気込みや出ない人はどう思ってるかを聞いてみんながどう思ってるかがわかった。(練習は)ローボレーのミスが多いのでそこをやっている。全体ではセカンドレシーブを攻めていくようにしている。サーブはゲームのここでっていうときに入らないことが多いので緊張感持って、大事なポイントだっていうことを意識してやっている。(インカレは)最後だからって思うと緊張しちゃうのでいつも通りやってれば結果も付いてくる。ペアは安定してるなとは思う。ここで決めてくれるかなという信頼がある。去年はまだあと1年あるって思っていたが今年はそういうのじゃなくて、自分の持っている力を最大限に出せるようにしたい。勝っても負けてもこのチームで良かったなって思える試合をしたい。個人戦は1つでも多く勝ってそのことをこれからの人生にもつなげられるように自信にしていけるような試合がしたい」

吉村寛子(国際4=昭和学院)
「ミーティングをして、やっぱりみんな勝ちたいって思っているし4年生に良い終わり方をして欲しいって思ってくれていることが分かって、本当に初心に返って今年の春からの気持ちで向かっていけるようになった。自分たち4年生のチームインカレが最後になるので頑張りたい。齊藤と今年は上に行けていたのでどんどん欲が出てしまって、齊藤に対する理想が高くなって無理をさせてすれ違いもあった。今はお互いに理解することができて楽しく、初めて組んだ時みたいにできている。齊藤をどう生かすかっていうのをちゃんとやっていきたい。(チームでは)後衛がいるうえで前衛が広く待って自分のほうを抑えるというのが櫻井さんのテニスなので、前衛は自分のほうを中心に柔らかくできるようにという練習をしている。昭和短大はやりずらい部分もあるけど、まずそこを突破しないと去年と同じことになる。目の前の試合でしっかりミスがないように戦いたい。そこから先は決勝で早稲田とやるまでガンガン行きたい。みんなが認めてくれたら嬉しいし大将として1番手で出るのが好きだから自信を持って挑めるようにまずは練習したい。みんなが後ろで喜んでくれるように、齊藤と2人で1本取っていきたい。明治の名を少しでも見せつけて、後輩たちも来年再来年とのっていけるようにしたい。ずっとインカレの目標は日本一。取りたい。個人戦は正直今団体戦のことしか考えていない。団体のイメージしかしてないし、団体を頑張ったら個人の結果が付いてくると思う。4年生の意地を3人で見せたい」

鈴木友梨(営3=田村)
「練習や技術よりも、今はチームワークが大切なのかなと思っている。そこに関しては一人一人の意識次第で変わるので、チームの団結力を意識してる。練習しているときの態度だったり、上手くいかない時があっても表に出さないようにしている。ミーティングとかもしているので、生かしていければなと思う。1部昇格を果たしてから、東日本まで期間が空いてしまっていて、みんなのモチベーションが下がってしまう時もあった。すれ違いもあったし、みんな気付いていたので、ミーティングをしようと。みんな気付いていることは一緒だったので、解決策が見つからなくて難しい話だけど、みんな気付いているので単純に意識していくしかない。私も個人戦もペアがいなくて出られないので、今シーズンは試合もない。その立場になって、自分にできることは何だろうかを考えるようになった。今は4年生も3人なので、練習付き合えるところは付き合ったり、団体で勝てるように後輩にも協力してあげようとか、それぐらいしかできないので。チームが勝つために、やれることはやろうと意識して今シーズンはやっています。毎回気持ちは折れてしまいそうだけど、みんなのレベルが高くて、私が入れないことも自分で納得しているので、今までにない立場なので、その応援の立場は初めてなので、悔しさとかもあるけど、底上げをしようという気持ちを持って、そこにはけりもつけているので、応援する立場を頑張っていきたい」

田島茉美(法3=鈴峯学園)
「去年のインカレで1番手で、今対象として出ている齊藤・吉村が負けて、他の二つも動揺してやられたという去年の失敗があったので、それをなくそうと。1番手に頼らず、2、3番手も自分たちが勝って回そうというのをやっていこうと、せん滅戦の東日本の時から話していた。実際にやってみて、東北福祉の時も1、2勝って3番目が負けて、齊藤・吉村も負けて、また同じ感じになるのかなと思ったけど、望月・小谷ペアがちゃんと勝ってくれたから、そこで食い止められたねと言える。だけど、またお同じ風になってしまうんじゃないかということは、東日本が終わってみんなで話した。櫻井監督も4年生中心に出すと言っているので、誰が出るというのも大体は決まっているので、出る人は出られない人たちの分も頑張ってもらわないと、応援ぐらいしかできないので。その出られない側からしては、もっと先頭に立ってやってくださいとは言っている。4年生も4年生中心でやりたいと言っているので。試合中の声掛けかけとしては、ミスがパターン化してきてしまった時は、教えられるようにしている。外だから見えることもあるので。相手の前衛・後衛の癖だったりを伝えられるようにしている。選択肢が増えるといいなと思う。やっぱ中の人はボールだったり色んなものを見ないといけないので、相手がちょっと後ろ目にいたりしても気付かないので、外からだと細かいコーチングができると思う。(田島の抱負)団体戦はとにかくみんなで勝てればいい。個人戦は、西日本で優勝している相手と戦う悲劇があるので。今年はめぐってきてしまったので。どうにかして、自分たちのいいようにしていきたい。初戦が山場なので、ほのぼのと頑張りたい。無欲で、負けて元々という感じで臨んだ方が強いかなと、今年半年間で学んできたので。とりあえずはやれることをやりたい」

日向莉乃(国際3=中村学園)
「本番の試合になった時にしっかりとチームワークを発揮できなかった。東日本ではその悪い部分が出てしまった。今の明治を見るとどのペアが出てもおかしくないレベルなので、その中で試合に出るということは責任がある。応援する人を惹きつけるようなプレーが絶対必要だと思う。そこが上手くいけばしっかりチームとして上手くいくと思う。東日本が終わってからも、しっかりと話し合えたので、本番でしっかり出したい。4年生も最後になると思うし、下級生にもこれからにつながる大会にしたい。結果も大事だと思うけど、最後に良かったと思えるように1球1球大事にやっていければよいと思う」

齊藤香純(政経2=昭和学院)
「東インカレで負けた原因というのは、結局気持ちの問題だった。不安というのと、選手としてしっかり戦わないといけないという気持ちでやっていた結果、何もできずにあっという間に終わってしまった。お互いに一人一人でテニスをしてしまっていた。気づいてはいたけど、ずっと言えなかった。一回二人で話し合って、次は最後だし二人でもう一回頑張ろうという話が出来た。その話をしてから自分の調子も戻って来て、やっぱり気持ちの問題だったなと思った。自分らがしっかりやれば、簡単に負けることはないと思うし、一本のテニスができればいい。まずはペアでしっかり信頼し合って試合をしていきたい。すごい別人になったというか、今までは試合するのが怖い気持ちもあったけど、お互いに信じ合えばいいプレーができることはわかった。どんな試合でも結果がついてくることがわかった。応援してくれている人もいるし、自分だけの試合じゃないからみんなのためにも、自分のためにも精いっぱいの全部の力を出し切れるようにしていきたい。最後はみんなで笑顔で終われるようにしていきたい」

望月友美佳(営2=加藤学園)
「東日本の後にチームを1回見直して、インカレまでに微調整をしっかりしていこうという話になった。去年は4年生がいなかったのがやっぱり大きくて、チームの方向性がしっかりしてなくてバラバラになっていた。今年はインカレが近づいてきて4年生の表情とか意気込みとかが違うなって思う。私もふわふわしていられない。このチームで戦える最後の試合だし、秋季リーグにもつなげる戦いをしなければならない。その中で1、2年のペアらしく元気にはつらつとやりたい。東日本の時に基本的な段階のミスがもったいなかったのでサーブレシーブ練習中心にやっている。後は基本のストローク。(小谷選手とは)東一般でも自分たちの試合ができれば勝てたし、少しずつペアとして力も付いたし自信も出てきた。その反面簡単なミスも多い。去年は初戦で負けたので、相手関係なく1回戦目から自分たちのできるかというのを課題にしたい。4年生中心のチームなのでキーポイントになるのが先輩たちに付いていって支えられるかということ。個人戦は石倉・中西ペアがヤマ場。まだ、学生での試合の結果が無いのでここで頑張って結果を残したい」

小谷真由(営1=米子松蔭)
「櫻井さんには自分はもっと動いていけと言われて、自分はミスをしてしまうと中央から隅の方に寄ってしまう癖があるので、負けている時でも真ん中にポジションを取って、攻めていくことを意識している。東日本では調子がよくて、ダブルスでベスト8までいけて結構組み始めた時よりはペアでいい形で出来ていると感じる。後衛がどんどん打ってくれるので、自分がしっかりと前衛として抑えていければと思おう。インカレでは団体で出られない人の気持ちをしっかり背負って、思いっきりプレーしたい。気持ち1番見せれるのは団体戦だと思うので、しっかり声を出してやっていきたい。1部昇格決まって、先輩たちが泣いているのを見て、これまで悔しい気持ちをしてきたんだなと思って、それですぐ2部に落ちないでしっかりと1部で戦っていける力を付けていかないとと感じた。4年生はチームのことを考えてまとめようとしてくれてるから、有難い。団体戦では4年生が最後なので、笑って終われるようにしたい」

寺下洸平主将(農4=小松市立)
「天気も良くなかったし、テスト期間もあったので今までは基礎練習。しっかりと少ない実戦練習で体を動かせるところまで調整していこうと。平日は授業もあって集まることも難しい。今はインカレをしっかり頑張ろうという雰囲気。自分としても最後なので頑張りたい。元気良くやるというイメージ。同期のみんなには支えてもらっている。チームはサーブレシーブがまた課題で、あとは向かっていくこと。自分たちは下の立場だと思うので挑戦する気持ちを持ちたい。出る選手は勝つという闘志を出していく。そうすれば雰囲気も自然と出てくると思う。自分自身はやはり競った展開になった時や勝たなきゃいけないのに受け身に回ったりとかそういうところが課題。インカレではどんな相手でも向かっていけるよう調整していく。日頃の練習が出ると思う。目の前の試合だけ。1試合1試合ヤマ場だと思っていく。本当に最後なので悔いのないように頑張りたい」

伊藤健人(商3=東北)
「4年生の最後だから良い成績を残したいというのはもちろんある。寺下さんと組んでるのでそういう部分は緊張もありますけど頑張りたい、今は課題が多いのでまだまだ。バック側のミスが多いというのと、細かな動き。今までも試合中は話し合いとかあまりなかったかなと思うので心がけていく。インカレはどこも強い、2回戦の関大は自分はちょっと怖い。絶対に勝てるというのはない。1試合1試合心がけていきたい。目標はやっぱりベスト8以上。上にいってみたい。最後はやっぱり気持ちの問題。暑い中どれだけ気持ちを切らさずにやれるかというのもある。そこだけ。目標を高く持って最後まで1戦1戦やっていきたいと思います」

川平祐也(農3=那覇西)
「インカレに近付くにつれて、去年は悔しい思いをしたのでみんなそれを思い出してきた。それで練習も真剣に取り組んでいる。今まで自分たちが満足いくようなプレーだとか結果だとかがまだ出てきていないので全部インカレにぶつけていいく。2人とも結構ミスが連発することがある。集中力が一気に切れて二人で一気にミスしてゲームをひっくり返されるところがあるので、そこだけしっかりしていれば大丈夫かなと思う。一番の課題でもある。まだ自分がでるかというのはわからないが、もし自分が出れたらで出れない四年生の分までできる限りのことはやりたい。ベスト8からの勝負がきつくなってくると思うのでそこからが本当に勝負。8は自分たちだったらできると思っているので、それ以上を目指す。4年生のために頑張って、悔いの残さないようにして。インカレ優勝を目指してチーム一丸となって終われるように頑張っていく」

平井裕之(国際2=高崎健康福祉大附)
「サーブのスピードが上がるように練習をしてきた。少しずつサーブの確率は上がってきているので成果は出ている。他には、試合の中でポジション取りのスピードと、相手の後衛をいかに苦しめられるかというのを考えてやっている。自分たちのペアは頑張ってしのいでミスを相手にさせるという感じ。そのためにも自分が相手の後衛にプレッシャーをかけていきたい。丸岡は全国でも名が知れていて、当然相手も勝ちたいから自分を狙ってくると思うので、ぶつけられたボールをしっかり処理して隙を見せないようにしたい。自分たちのペアは一本でも多くつなげて粘りのあるテニスをしていくことが必須条件。やっぱりサーブ、レシーブと始まってすぐのボールをミスしないようにして、攻めるところを攻めていきたい。昨年と比べると、練習量がすごく増えたし、話し合う機会も増えたのでチーム全体にまとまりがでてきている。4年生には自分が活躍して恩返ししたい。チームでは優勝が目標。そのために自分のいいプレーが出せることに集中していきたい」

立木雅也(農1=中京)
「ネットの数が少なくなって、どちらかというとアウトのほうが多くなってきたのでそれは成果に表れている。力感が出ないように、体全体を使うように取り組んできている。川平さんとはお互いに話し合わなければならないときはしっかり時間を取っる。基本は自分が深い球を打って、そうすれば川平さんがどんどん生きていくので、まずそこで自分がしっかり打たないと始。初戦勝って安心するのではなくて、その次のペアの試合が負けてしまったときも気持ちを切り替えられるようにしていきたい。4年の先輩方が大きな声を出して応援してくれているので、雰囲気もすごく良くなってきている。4年生のためにも、キャプテンである寺下さんのためにも、自分が試合に出るとしたらそこでチームに貢献していきたい。1年生だからっていう気持ちではいかずにしっかりとメンバー同士で勝ちにこだわって戦っていきたい」

丸岡俊介(政経1=尽誠学園)
「特にサーブを重点的にやってきた。練習を試合に近づけるような意識を常に持つようにしている。試合の一本は重いので。平井さんとはペアを組んで3、4ヶ月ぐらいになり、まだ合わないところというのはあるが2人で話し合って足りない部分を補っていきたい。平井さんは来たボールを止めるタイプなので、そこまで相手が前衛サイドに持っていくまで、自分が粘れるかどうかに懸かっている。自分たちは2次戦をやらなかったので、想像でしかないが立木を見ているとしんどそうだったので、精神力も必要になってくると思う。寺下・伊藤ペアという強い大将に頼りすぎず、自分と立木でどんどん向かっていくテニスをして少しでも助けることができるように頑張りたい。主将の寺下さんだけでなく、試合に出れず活躍できない4年生のためにも、何とか自分が恩返しできるように頑張りたい。チームとして一つでも多く勝っていけるようにしたいし、チームの勝利に貢献できるように自分は目の前の一試合、一試合に向かっていく気持ちを持って、丁寧にやるテニスをしていく」