【瓦版】インカレ頂点へ挑む 進化を遂げたチームが勝利で集大成を飾る

2015.08.04
女子 4年生中心で挑む

 次は全国制覇だ。春の関東リーグで悲願の1部昇格を果たした女子の次なる目標はインカレ優勝。インカレでは「4年生を中心に出す」と櫻井智明監督の言葉通り、土田章代主将(商4=昭和学院)、井本奈津美(営4=三重)、吉村寛子(国際4=昭和学院)ら3人の4年生がチームをけん引する。今大会で代替わりとなるため4年生がチームの先頭に立つのは最後。「自分が勝って優勝させる」(土田)と気合は十分だ。まずはベスト8を懸けたライバル・昭和女短大との1戦を制し勢いに乗りたい。
 東日本学生選手権を終え「初心に返る」練習に励んだ。後衛はライン深くに打ち込み、前衛は焦らずゆったりと自分のスペースを守る基本に忠実なスタイル。「徹底すれば間違いなく上位に入る」。櫻井監督の言葉を信じて重ねた努力。インカレの大舞台で出し切る。

男子 ベスト8の壁崩す

 6年越しにベスト8の壁を打ち砕く。勝利のカギを握るのは間違いなく寺下洸平主将(農4=小松市立)・伊藤健人(商3=東北)ペアだ。昨年に団体メンバー入りを果たすと攻めのラリーと的確なボレーを中心に勝利を重ねエースペアに成長。「強い大将」(丸岡俊介・政経1=尽誠学園)と後輩からの信頼も厚い。「勝つという闘志を出す」(寺下)。大将としての意地を見せ、チームに勢いをもたらす。さらに、下級生も頼もしい。前期は立木雅也(農1=中京)、丸岡らルーキーが活躍。1年生ながら団体メンバーを支えてきた。ヤマ場は準々決勝、おととしに敗れた西の強豪校・同大との一戦だ。頼れる後輩たちと絶対的な大将ペア。充実の戦力で団体戦に臨む。

【三浦亜優美・川合茉実】