
予選3戦全敗で苦戦続く/全日本大学選抜金沢大会
決勝進出が遠い。1カ月半ぶりの実戦となった全日本大学選抜金沢大会。団体戦は1勝も挙げることができず予選敗退となった。東洋大、日体大と先月の東日本インカレで敗れた相手にまたも完敗。白星の数も3戦合わせてわずか3つにとどまった。個人戦も、小川俊己(政経3=流山南)の3回戦敗退が最高成績だった。
勝機をものにできなかった。予選3回戦の専大戦は、2-2で最後の大将戦にもつれた。大将は東日本インカレに続いて齊藤佑弥(政経4=兵庫県私立市川)が務めたが、立ち合いから受け身の姿勢になってしまった。そこを相手に付け込まれ、突き押しをまともに受けてしまい土俵外へ。二陣・武政進之介主将(政経4=埼玉栄)の1勝と、副将・根岸猛(政経2=埼玉栄)が一方的な寄りで挙げた会心の白星を生かせず、2-3で負けが決まった。圧倒された東洋大戦、日体大戦から一転、チーム全体に攻め気が見られた専大戦だったが勝ち点を挙げることはできず、予選は3戦全敗。第1回大会から出場を続けている明大だが、今年も決勝トーナメント進出はならなかった。
団体戦が振るわない。チームは「インカレ優勝」を目標に掲げているが、今年3度の全日本選抜大会はいずれも決勝に進めず、悔やまれる結果になった。毎度、団体戦での白星はエースである主将らに偏っている。上位に行くためには続く2番手以降の選手の安定した成績が欠かせない。1週間後の今月26日には東日本学生個人体重別選手権が控える。まずは個人の舞台で力を発揮して、団体戦勝利への糸口をつかみたい。
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