
連勝で決勝トーナメント進出/全日本大学総合選手権・団体の部
連勝で決勝トーナメント進出/全日本大学総合選手権・団体の部
連勝で決勝トーナメント進出を決めた。大会2日目、地元・松山大と対戦した明大は1番手に有延大夢(商3=野田学園)を起用。ストレート勝ちを収めると、続く渡辺裕介(商1=明徳義塾)、丹羽孝希(政経3=青森山田)・町飛鳥(商3=青森山田)組も順当に勝利した。昨日に続く完勝で、ブロックを1位で通過。明日からの決勝トーナメントに挑む。
層の厚さを見せつけた。1番手で登場したのは有延。先月の関東学生選手権では惜しくも優勝を逃し準優勝だったが「勝負所でフォアハンドを振っていかないといけないと思い、そこは練習してきた」(有延)と自分から積極的に仕掛ける卓球を見せた。試合前には卓球部の総監督である兒玉圭司氏からもフォアハンドについてアドバイスを受けたと言い、上級生らしくチームをプレーで鼓舞した。
2番手は渡辺。「最初緊張して体が動かなかった」(渡辺)と序盤はリードを許す展開。しかし、関東大学新人戦単複王者は簡単に崩れない。逆転し1ゲーム目を取ると「落ち着いて自分の卓球ができた」(渡辺)と続く2ゲームを連取。インカレ初出場ながら見事ストレート勝ちを収めた。
ダブルスは昨日に続き丹羽・町組。町が直前までユニバーシアードに出場していたこともあり「一回も練習していない」(町)まま大会に臨んだ。しかしそこはおととしの全日学ダブルス準優勝ペア。試合を通して調子を上げ、難なく勝ち切った。
1ゲームも落とさず、予選ブロックを勝ち上がった。明日からの決勝トーナメントでは初戦で新潟産業大と戦い、その後は普段から戦っている関東の大学と当たることが予想される。順当に勝ち進めば最終日に予定されている準決勝では早大、決勝で愛知工大との対戦も待ち構える。他大も「打倒明治」を掲げ今大会に臨んでいるだけにスキは見せられない。いよいよ、王者の意地が試される。
[石渡遼]
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