(4)【瓦版】関東王者の次なる挑戦 創部初王座頂点へ
初の栄冠へ。全日本大学王座決定戦初戦が7月10日駿河台大ホッケー場にて行われる。昨年3位と躍進した明大は王座のみいまだ優勝の経験がない。エース・谷光未有(法2=天理)を中心に22季ぶりに春季リーグ優勝。充実した戦力を武器に関東王者として王座の初タイトルを目指す。
新戦力
頼もしいルーキーたちだ。高校3冠やU18日本代表など世代のトップクラスの選手が今年新たに加入。春季リーグでは千原史也(商1=横田)がデビュー戦でのゴールを含め2得点。松山隼也(政経1=丹生)は中盤で多くのチャンスを演出するなど、既に中心選手として活躍する選手も多くいる。「十分戦力になっている」と宮田知監督もルーキーたちへの信頼は大きい。さらに「本当のエースになった」(宮田監督)とエース・谷光が成長。昨年は年間を通し、チーム最高得点を記録。今年は、春季リーグ法大戦の同点ゴールや春季リーグ決勝でのハットトリックなどチームを何度も救い、既に昨年よりも多くの得点を奪っている。「今年は勝てる」(宮田監督)。昨年よりも戦力は充実している。王座を制する準備は整った。
挑戦者
「チャレンジャー精神で」。宮田監督が今年何度も口にしている言葉だ。王座初戦は山梨学大。昨年の関東王者との対戦で最初から正念場を迎える。勝ち上がっても天理大、立命大と大学ホッケー界をけん引する西の強豪との連戦。厳しい戦いになるのは間違いない。「一つ一つ勝ちにこだわってやりたい。今のチームならできると思う」(大嶋雄飛主将・文4=今市)。昨年までの主力が多く残った戦力に頼もしいルーキーが加入したホッケー部。再び全国で躍進し、『強い明治』復活への第一歩を踏み出す。
【常光純弘・萬屋直】
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