高山が110mHで明大新記録!/日本選手権

2015.06.27
高山が110mHで明大新記録!/日本選手権
 日本のトップアスリートが集う大会で熱い戦いを見せた。日本選手権2日目は明大から2人が出場。110mH予選に登場した高山峻野(法3=広島工大付)は明大新記録を樹立し、決勝進出を決めた。800mの前田恋弥(政経1=市立船橋)は予選敗退となった。

 スタートの号砲とともに高山は勢いよく飛び出した。10台のハードルを越えた先に見えたのは、 自己ベストを約0秒2上回る13秒76のタイム。佐々木洸(平26商卒)の13秒88から、2年ぶりに明大記録を更新する快挙を見せた。先月の関東学生選手権で出した自己ベストには「たまたま」(高山)と言ったが、この大会で実力が証明された。明日は決勝に出場する。明大新記録獲得者のさらなる記録の伸びに期待したい。

 800mに出場した前田は持ちタイムが組の中で最も速かったが、1分51秒36で8着。400mの時点では5位につけていたが、2周目で順位を落とし、スパートをかけるも順位を上げることができなかった。

 明日は日本選手権最終日。110mHで決勝へと駒を進めた高山、5000mでは横手健主将(政経4=作新学院)が出場する。日本のトップアスリートの中で、どれだけの力が発揮されるか。2人の底力が試される。