(51st Period) ルーキー紹介(2) 牛来森都・高橋瞬

 今年度も、強豪であるスケート部(アイスホッケー部門)に新1年生が加わった。4月に行われた関東大学選手権には全選手が出場。今後、さらなる活躍が期待される有望株が名を連ねている。全7名に、今後の意気込みなどを語ってもらった。その模様を3回に分けて紹介する。今回は第2回。

~牛来~
 
――アイスホッケーを始めたきっかけはなんですか
牛来:
2人の兄がアイスホッケーをやっていたので、その流れで始めました。

――明大を選んだ理由はなんですか
牛来:
一番は兄が明治を卒業していて、それでよく試合を見ていたので、明治大学の攻撃のスタイルがすごく好きでここでプレーしたいなってずっと思っていました。

――大学に入ってからコーチとしてお兄さんがいる中でやりとりはありますか
牛来:
あまり兄は自分に言ってこないので、試合終わった後寮に帰って来たくらいに一言『ダメだぞ』とか『今日は良かったぞ』って言ってくるくらいですね。でも家に帰った時とかは一緒にビデオ見て具体的な話はします。

――試合の時に兄のことを意識していましたか
牛来:
プレーする時は流石にガチガチになっちゃうのでしていませんが、日頃の練習とかは一生懸命やって兄の存在を傷つけないようにとしています。

――寮生活はどうですか
牛来:
家じゃないので、全てのことを自分でやらなきゃいけないので大変ですが、こうやって部屋を共有していることは楽しいです。

――部の雰囲気はどうですか
牛来:
みんな厳しいところは厳しいし、優しいところは優しいので楽しいです。

――尊敬する先輩はいますか
牛来:
大津さんは練習への意識一つ一つが違います。自分のプレーが終わった後もこぼれたパックを追う選手と追わない選手がいるんですけど、追う姿を見ていますし、今の様に練習ない期間のトレーニングとか見ていても、自分をどう強くすればいいのかわかっている所がしっかりしているなと思いました。

――東京に来て大変だったことはありますか
牛来:
兄から大変だぞって聞いていて、覚悟して来たから大丈夫でした。

――相馬選手(秀斗・法1=駒大苫小牧)とはお付き合いが長いということですが
牛来:
相馬は小学校から同じチームで高校だけ違うんですけど、今は学部も一緒で基本ずっと一緒にいます。

――同期をどのようにお考えですか
牛来:
みんな個性が強くて、みんなでしっかり話し合うって時はしっかり話し合うので、雰囲気は良いと思います。

――大学の練習に戸惑いはないですか
牛来:
もうないですね。最初はどういう練習をするのかなっていう不安があったけど、先輩方も教えてくれるのでやりやすかったです。

――自分のプレースタイルの良さは
牛来:
自分はあまり技術とかスピードはないので、自分の頭の中で考えて必死にやることは意識しています。また、兄の試合とかよく見ていてパックの読みとかは意識していて、そうすることで早めに動くことでパックにすぐたどり着ける様にしています。

――大学の練習に戸惑いはないですか
牛来:
もうないですね。最初はどういう練習をするのかなっていう不安がありましたけど、先輩方も教えてくれるのでやりやすかったです。

――トレーニングで特にどこを鍛えていますか
牛来:
体をまず強くしないといけなく、そうしないと通用しないと思います。また自分は走ることが大事なので走ることも重点的にトレーニングしていきたいです。

――春の大会の感想はいかがですか
牛来:
自分自身の力を発揮できず、上の空だったというのがすごく悔しいです。結局、試合に出たのは1試合目だけだったので、ベンチで見ていて自分自身が出られたらどうなんだろうなって考えていること自体が悔しかったです。

――今後に向けては
牛来:
春の大会にあまり出ることが出来なかったので、秋リーグは絶対出たいので今の期間しっかりトレーニングをしたいです。

――ありがとうございました。

◆牛来森都 ごらいもりと 法1 北海高出 173cm・72kg FW

~高橋~
 
――アイスホッケーを始めたきっかけはなんですか
高橋:お父さんが実業団の選手で、自分は3人兄弟の一番下でお兄ちゃんが始めて自分も始めたという勝手な流れで、気付いたらやっていました。

――明大に入った理由はなんですか
高橋:
兄ちゃんがいたっていうのもあるし、高校入る前から兄ちゃんが明大入学した時点でもう明治行くしかないって思っていました。他の大学から声がかかっても、話も聞かないって感じでした。

――明大に入る時にお兄さんからなにか言われましたか
高橋:
特にホッケーについて何も言われなかったです。でも『遊び過ぎずメリハリを持て』とは言われました。

――他大学からの話があることを聞いていたら行っていましたか
高橋:
5%くらいですかね。よっぽど条件が良かったら考えたかもしれませんが、結果的に明治に来ていたと思います。

――高校と大学の練習の差はありますか
高橋:
白樺(学園高)の方が練習はしていますね。明治は陸上トレーニングに関してはほぼ自主練なので。氷上練習は白樺より数段レベルが高いです。

――部の雰囲気はどうですか
高橋:
明治らしいというか、良いと思います。メリハリを持っていてちゃんとしたチームだと思います。

――背番号91に理由はありますか
高橋:
兄ちゃんが付けていたのでその流れで付けました。小さい頃は兄ちゃんに憧れていましたし、目指していた1人なので、自動的に付けました。小中高全て91でした。背番号へのこだわりは強く持っています。

――同期をどう思っていますか
高橋:
高校の各校の主力がそろったという印象です。周りから言われる1年生の評価は歴代でも高い方だと思いますし、レベルの高い選手が集まったと思います。

――オフの日のどのように過ごしていますか
高橋:
オフはベッドでゆっくりしているか、先輩方とどこかに行っていますね。他大学の友達、高校の同期で特に仲良かった人とかには月に一回くらいは会っています。

――自分のプレースタイルの良い所は
高橋:
ゲームメイクが出来るところですね。スティックさばきも得意です。

――今の自身に足りない部分はなんですか
高橋:
体を強くすること、走力アップやら色々あります。

――手術をしたということですが
高橋:
早大戦の前々日くらいのトレーニング期間に小屋でトレーニングしていたら脱臼しました。手術はめちゃくちゃ痛かったです。

――今後については
高橋:
チェックなしの氷上なら乗れる予定ですが、チェックありは駄目で最速でも復帰予定は10月です。インカレまでにはバッチリ体作って一からやっていきたいです。

――ありがとうございました。

◆高橋瞬 たかはししゅん 政経1 白樺学園高出 167cm・66kg FW