男子総合堂々の2連覇/法明立定期戦

2015.06.16
 明大の実力を発揮した。法大、立大と3校で行われた定期戦。男子は2位法大に57点差の188点で優勝。リレーを全て制するなど得点を重ね、堂々の2連覇を果たした。女子は他大より人数が少ない中、二つのリレーで見事1位に輝き、総合2位となった。

 圧巻の泳ぎを見せつけた。最初の種目400mリレーでは男女ともに1位と好スタートを切って、勢いに乗った。個人種目では26種目中16の種目で1位を獲得。そして、ますます応援も白熱する中迎えた最終種目の800mリレー。女子の第一泳者・樋口恵夢(情コミ1=市川学園)が150m時点でトップに躍り出る。二番手へと変わる際には、2位と約2秒の差をつけた。その後の選手も1位を譲ることなくゴール。男子800mリレーも、一番手の鷲尾春紀(政経3=八王子)が2位の法大に体一つ分のリードを奪う。続く選手も2位との差を確実に広げ、ゴール時には2位と5秒以上の差で1位に。男女ともに見事、有終の美を飾った。

 六大学対抗戦、法明立定期戦で連覇し、勢いづく明大。しかし、今回の大会で「チーム全体にはまだまとまりがなく、タイムの良くない選手もいる」(森谷駿主将・法4=名古屋)とインカレに向けての課題も見つかった。この課題を乗り越え、9月のインカレで日本一を狙う。

[村田萌衣子]