
小林が健闘し9位入賞/全日本学生個人ロードタイムトライアル大会
惜しくも入賞を逃した。眞砂は「開始20㎞地点でいきなり脇腹が痛くなって一気に回らなくなった」とアクシデントに見舞われた。トラックでのタイムトライアルを専門とするが「ペース配分が全然違うので難しい」(眞砂)と折り返し地点までの直線距離の速度配分が上手くいかなかった。10位以内の入賞にあと一歩及ばなかった。
次戦は全日本学生選手権個人ロードレース大会。9月11~13日に行われるツール・ド・北海道の選考大会となる。明大は現在計7ポイントを保持し、3位。「何としても長距離班から2人は上位に入りたい」(小林)。前回出場したのは2008年。8年ぶりの出場権を懸けて強豪との熱いレースに挑む。
[橋本杏菜]
試合後のコメント
小林
「きついのは分かり切っていたのでペース配分に気を付けて走ろうと意識していた。行きが追い風で帰りが向かい風なので、追い風でスピードに乗せるのが一番いいがギアを踏み過ぎると後半きつくなってくる。行きで脚使い過ぎてしまうと帰り向かい風でパワーがなくなってしまうので行きは軽めのギアで大体47、48㎞で走って折り返してからは40㎞切らないくらいで走ろうと思っていた。帰りは43㎞くらいで走っているところもあったので平均的には40㎞を持続できた。(一人でメンタル保つために)平坦は一番苦手。チームロードは4人なので一人1、2分引けば大体5、6分は休めるので割と楽に走れたが、一人はやっぱり精神的にも脚的にも辛い。呼吸を意識して走った。(意識していた選手などは)後輩には負けたくないと思っていた。元々平坦は嫌いではないが、追い風は楽しいが向かい風辛くて全然踏めないので、後輩たちには負けられないなと思っていた。眞砂も河津も平坦強いので。(コースは)平坦と言っても若干登ったり下ったりしていたのでそこがきつかった。追い風だったらペース落とさなくてもいいが向かい風だったらペースが落ちてしまうので上げたり下げたりきつかった。(次の個人戦は)何としても長距離班から2人は上位に入りたい。自分もコンディションを整えていきたいが、松本(祐典・法2=北桑田)、野本(空・政経1=松山工)あたりが調子良かったらサポートに回ってもいいかなと思っている。1、2年の頃はパンクと落車で完走できていないので完走は最低限して、自分がいけそうだったら狙って、チームの様子見ながら走っていきたい」
眞砂
「去年前半で飛ばしすぎたので今年はパワーメーターを付けたので数値見ながら考えながら走っていこうと思った。前半結構抑えていたつもりだが開始20㎞地点でいきなり脇腹が痛くなって一気に回らなくなった。それが5㎞くらい続いてそこからだいぶ落ち着いたが、それがなかったら入賞圏内には入っていたかもしれない。だいぶあそこでロスした。ずっと200ワット後半で踏んでいたが、全然息吸えないし脇腹も痛かった。(コースは)平坦だが、ロードとトラックでポジションが違うので同じ自転車だがまた別物になってくる。そこのギャップが難しい。ペダリングの仕方や力の加え方が全然違う。今回個人TT前で30㎞とかの長い距離を走っていなかったので、それもペース配分できなかった要因。(トラックのタイムトライアルを生かすことは)残り3、4㎞になってからはワット出して踏んでいくので得意だが、それまでのペース配分が全然違うので難しい。(チームロードは)周りいるので気持ち的にも頑張ろうという感じだが個人は自分の気持ちが終わったらそこで終わるのでどれだけ自分の力、メンタルを保っていけるかが大事。(練習は)チームTT前まではみんなでTTバイクで練習していたが、個人TTになったらメンバー減るので各々の練習になって、一人で練習に行ったりしていた。チームロードで3位以内に入ったらツール・ド北海道が決まるのでモチベーションがすごく上がっていた。チームロードで3位に入ったので気持ち的にも一旦区切りついたので個人ロードへの気持ちがあまりできていなかった。(次の個人戦は)ツール・ド・北海道確定するためにもロード専門の部員のアシストをしたい。去年落車があって完走できなかったので、完走するのを目標に180㎞頑張りたい」
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