平井彬3位 400m自由形で初の表彰台/ジャパンオープン

2015.05.23
 ジャパンオープンの2日目は4人が決勝に進出した。400m自由形では平井彬嗣(政経4=市立船橋)がこの種目で自己最高となる3位に入賞。神村万里恵(情コミ3=八王子)も練習の一環として出場していながら、2位で表彰台に上った。

 400m自由形で混戦の3位争いを制した。平井彬は350mでのターンでは5位についていたが、そこから圧巻の追い上げを見せる。同着4位となった坂井(早大)と尾崎(神戸学大)を追い抜き、3位に食い込んだ。
 プラン通りに泳ぎ切り満足顔だ。この日の予選、前日出場した1500m自由形ともに、ラスト100mの感触が良かった。「ラストで競れれば勝てると思った」(平井彬)。予選から最後に追い上げる展開が続いており、決勝にも自信があった。300mまでは飛ばさず耐え、ラストで追い上げるという思い通りの泳ぎに「久々にいいレースができた」と笑顔を見せた。
 平井彬が全日本の大会規模で400m自由形の表彰台に上るのはこれが初めて。タイムも3分51秒68で3年ぶりに自己ベストを更新し、これまでの記録を約1秒も縮めた。また、このレースでは兄・康翔選手(平25政経卒・現朝日ネット)も決勝に進出。1年ぶりに兄弟で同じレースを泳ぎ「兄弟で刺激し合えてうれしい」と、喜び尽くしのレースとなった。