ルーキー田口が健闘 200バタ4位/ジャパンオープン

2015.05.22
 国内のトップスイマーが集うジャパンオープンが開幕。初日は男子200mバタフライで田口雅司(政経1=明大中野)が4位に入る健闘を見せた。4月の日本選手権で優勝した男子1500m自由形の平井彬嗣(政経4=市立船橋)は萩野(東洋大)に敗れ2位。小日向一輝(商3=千葉商科大付)も男子100m平泳ぎで2位に入った。

 ルーキーの田口が自己記録を約0秒4更新し4位に食い込んだ。予選は8位通過だったが、決勝では100mを6位でターンすると後半に追い上げを見せて1分57秒61をマーク。「調整していなかったけど、ベストが出て良かった」と笑顔で話した。
 先月の日本選手権でも8位に入賞。飛躍の要因は練習量の増加にある。大学入学後、1限の時間帯を空けることで高校まではできていなかった朝練習に取り組めるようになった。本来は昨年のインターハイで3位に入っている100mの方が得意だが、泳ぐ量が増えたことにより体力も上がって、200mでの結果につながっている。
 9月のインカレに照準を合わせる。明大のバタフライ陣は実力者の平井健太(商3=千葉商科大付)、インターハイ2冠の矢島優也(商1=春日部共栄)らがおり、充実の選手層を誇っている。「足を引っ張らないようにしたい」と控えめに話すが、成長著しいルーキーは次の舞台でさらなる飛躍を誓う。