
前半で大量失点 法大に敗戦/東京六大学女子対抗戦
スターターは川副舞主将(理工4=富士学苑)、藤野希生(国際1=埼玉栄)、伴真衣香(文4=東京成徳)、北浦彩加(国際4=大津)、萱沼史織(情コミ3=埼玉栄)。
序盤にディフェンスが崩れた。北浦が連続得点し幸先良いスタートを切るものの、その後は相手の速攻に対応できない。「絶対に決めさせないという意識が足りなかった」(萱沼)と24点のリードを許した。ディフェンスが崩れるとオフェンスのリズムもつかめない。シュートチャンスは幾度かあったものの「体勢が崩されて最後は投げるだけになってしまった」(萱沼)と相手ディフェンスに阻まれ、第2クオーターでは6得点と伸び悩んだ。前半で負ったビハインドは重く、後半に入っても逆転は叶わなかった。
第3クオーターでは、リーグ戦を通して培った粘り強いディフェンスとリバウンドがさえた。リバウンドの奪取や、ターンオーバーを誘い攻撃の起点をつくると、伴や多久の速攻、萱沼の3Pシュートで得点を重ねて24―17と追い上げは見せた。敗戦はしたものの、これまでチームが貫いてきたディフェンスは確実に成長している。
最終日の明日はリーグ最終戦で敗北した立大との対戦。リベンジを果たす絶好の機会だ。また4年生にとって大学最後の試合となる。下級生は来年につながる経験を積み、4年生は集大成を披露したい。
[田中愛]
試合後のコメント
萱沼
「本当にディフェンスが大事なんだと実感した。これまで意識していたディフェンスができなくて、ただボールを追いかける展開になってしまった。最初にディフェンスは頑張る、絶対に決めさせないという意識が足りなくて、こういう感じになってしまった。(オフェンスは)シュートするときにチェックされて、体勢が崩されて最後は投げるだけになってしまった。それだったらもっと持ってるか、パス回すとか動きに変化を付ければ良かった。変化ないところから攻めて、リバウンドも取れないという状態だった。(第3クオーターは)流れが始まったのはやっぱりディフェンス。腰下げて姿勢を低くして足が動くようになって、ディフェンスできるようになったので、それで流れが来た。(明日で4年生とやるのは最後だが)リーグ戦通して良いチームになったので、立教には勝ちたい。4年生も負けたくないと思っている。今日以上に声出したい。相手はガツガツ当たってくるので、ちゃんと判断して落ち着いてやっていきたい。(来年は)キャプテンなんですよね。自分がへこたれてはいられない。声は絶対出し続けたい。プレーも乱れなく冷静にやっていきたい」
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