
東洋大に雪辱果たす 2位通過で好発進/東日本学生リーグ戦
安西コーチ
「一番最初の東洋大戦が本当に大事で、それをみんなわかっていた。最初黒星先行した中で、後半に取り切れてよかった。(今のチームの雰囲気は)ホッとしてる感じだね。(これで去年の9位以上は確定だが)去よりひとつ上がる難しさより、こっからひとつでも上に上がる方が全然壁は高くなる。そこはこれから目標にしなければならないところ。去年のことなんてとっとと忘れて、さぁ次の挑戦しましょうかってこと。(明日以降に必要になってくるのは)ここまで来たら勝ちたい気持ちだけ。技術や体力ってのはここまでやってきたことだからさ。どんだけ本人たちが勝ちたいか、挑戦したいかってのがなきゃ格上には絶対に勝てない。気持ちを持って戦って貰いたい。今日のマンオブザマッチは強いて言うなら喜多。大山って言いたいとこだけど今日は喜多だな。東洋大戦で1試合目が負けた中で次に出たあいつが勝ったことで、チームもしっからそこで次につなげることができた。しっかり辛抱して取るとこ取るっていうチームに徹したレスリングができていた。そこを評価したい。もちろん大山なんかも全試合出てしっかり勝ってくれたから頼りになる。キャプテン(秋元主将)も東洋大戦で負けちゃったけど、あそこでやっぱ粘るレスリングをしてくれたから後が続いたと思う。そういう意味ではみんなマンオブザマッチになっちゃうよね。(明日に向けては)勝つしかないっしょ」
大山
「今日は昨年に東洋大に負けた悪いイメージを払拭しにきた。勝ててよかった。去年はチームが3ー4で負けて、自分が試合に勝っていればチームも勝てた。そのトラウマをかてにというか、より気合いが入っていた。今日の自分の相手がその昨年に負けた相手で、周りは格下の選手と言っていたが自分の中で苦手意識があった。組ませてくれない。その中でリベンジを果たせたのはやはり経験の差というのが大きいと思う。秋季新人戦(優勝)だったり、こないだのJOC(準優勝)だったり。そこの積み重ね。3試合やったが体力的にも大丈夫だったし。本当にチームが第一目標にしていた東洋大に勝つというのができてよかった。明日からは強豪(早大、専大、日大)との戦いが続くが、個人としての目標は全勝。チームとしても全勝」
曽根川
「最初の東洋戦が1番大事だった試合なんですけど、そこで勝てたのはチームにとっても自分にとっても良かった。あとがないし、そこはチームの為にも勝たなきゃいけないという気持ちもあったけど、それをあんまり意識しちゃうとコンディションとか動きに出ちゃうので、それも意識しながら普段通りの自分のレスリングができればと思った。相手のスタイルも事前に知っていたので、前にどういう組み立て方するとか、シミュレーションして臨んだので、気持ち的には楽に戦えたと思う。チームの雰囲気はいつも通り。勝ちに対しての執念は皆が持っているので、もっと声を出したりとか、もっと雰囲気を盛り上げていくのが課題。自分が試合に出るのは中盤だけど、士気を上げたり、前に出ている選手や後に続く選手とかの気持ち的な支えになってあげないといけないと思う。その為にもゲキを飛ばしたり、アドバイスをしたりとか、そういうのは心がけている。(明日、明後日に向けて)今日よりも強豪な選手と戦うことになるので、それに対して臆することなく、普段通りの自分の動きができたらいい」
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