専大に完勝/春季オープン戦
首脳陣の期待度も高い。明大オフェンスの軸はあくまでランプレーだ。この日挙げた3TDのうち2TDは、QB#18南卓真(政経3=日大三)からそれぞれWR#11阪本真一朗(政経2=駒場学園)、WR#7森平貴大(営2=横浜栄)にTDパスを通して奪ったもの。しかし「ランプレーあってのパスプレー」(高橋輝ヘッドコーチ・平24法卒)と、あくまでランにこだわる。ラン重視のチームにあって、エースRBの活躍はTOP8で結果を残すために欠かすことはできないだろう。岩崎恭之監督も「もっと引っ張っていってほしい」と高橋のさらなる成長を促した。
ディフェンスの精度向上が急務だ。許した2TDはともに、超ロングTDパスを通されての失点。完全にディフェンスの裏を取られるという最悪のパターンだった。「日々の練習でできていないことが試合に直結した」と渡邊主将。高橋ヘッドコーチも「フットボールに対する理解度が低い」と手厳しかった。拓大戦までにどこまで改善できるか。
[柴田遼太郎]
試合後のコメント
岩崎恭之監督
「オフェンスが全く機能していない。それが全て。オフェンスはパスもランもバランス良くいきたい。ここぞという時にランで決められる力、ここぞという時にパスで決められる力、そういったものの精度がまだまだ上がってこない。拓大戦までに何とかしたい。具体的にはQB。QBが泡食ってしまっている。そこがオフェンスの一番のネック。ディフェンスは注意力が足りていない。1発のロングパスで抜かれる。後ろを取られるのは一番やってはいけないこと。もう一回一からやり直してほしい。高橋はまだまだ。もっとできる子。下級生も含めてもっと引っ張っていってほしい。まだまだ自分のことで精いっぱい。もっと周りにも目を。それだけ期待できる選手」
高橋輝ヘッドコーチ(平24法卒)
「2週間前、関西大学と試合をさせてもらって、その中で出た反省点としては試合の入りをもっと意識してやるとか、エンジンが掛かるのが遅いという部分と、温まってきてから後半に切れることが多い。そこは修正してほしいという思いがあったが、ミスで、ゴール前で取り切れなかった。インターセプトもそうだし、フィールドゴールもそう。あとは無駄なイエローとかミスが積み重なった試合だった。その辺りを修正していくためにどうするのかを考えさせられる試合だった。ディフェンスは苦しい試合をしなければいけないというのは去年分かったことでもあるし、前半に点差をつけていたときに相手オフェンスが何をしてくるか。パスを狙ってきたりするのは当然。そこはデイフェンス陣に理解してほしい。苦しいときにロングパスを投げられて失点するのは最悪のパターン。今後は苦しいディフェンスをしたときこそ、特にDBにはタッチダウンをされないよう、パスを重点的に見るという仕事、役割を持ってもらわなければいけない。まだまだフットボールに対する理解度が低い。自分の仕事をすればいいということしか考えられていない。シチュエーションごとのディフェンスをDB、LB陣には理解してもらわないとTOP8では戦えないとあらためて痛感した。オフェンス面では我々の持ち味はランプレーであると思ってはいるが、TOP8になって思ったのは、ランプレーを出し切れないときにパスに切り替えてということよりも、ランが出る出ないというのは相手のディフェンスもありき。うちがパスを出せるかというのも相手のディフェンスありき。その辺りを試合前にQBを含めて考えた。今日はパスを使った戦術でいく方がいいんじゃないかというのはあった。それでパスプレーが多かったというのはある。基本的にはランプレーあってのパスプレーなのでランプレーが出せなかったというのは反省点ではあると思う。しかしその反面、相手のディフェンスを理解してパスプレーを多くできたという部分ではQBとして成長できている。考え、ゲームをコントロールする部分で成長が見られたのかなと思う。オフェンス全体としては、スナップしてから審判が笛を吹くまでが一つのプレー。そこをしっかり全員が力を出し切れるようにやってもらいたい。うちはQBがプレーコードを出すという、関東では数少ないチームなのでQBがもっとゲームをコントロールできるように。周りの人間、OL、RBがフォローしてQBがプレーしやすいようなゲーム展開をつくれるようにしたい。オフェンスチームとして一丸となってやってもらわければ先は見えない。学生とも話し合って修正していきたい」
渡邊主将
「全体的に振り返ってみて、ミスが多かったのと、春に課題にしていた最後までやりきるってことに対して、まだ全員ができてなかった部分があった。ロングパスでの失点が多かったことについて、ディフェンスバックがまだ完成していなくて、日々の練習でできていないことが試合に直結したという感じだった。練習でもできてないから、こうやって試合でもロングパスを取られたことにつながってるんじゃないかなと思う。高橋はとても能力のある選手で4年生なので、彼が走れば勝てるっていう試合をつくってあげれば思いっきりやってくれると信じてます。そういう試合をつくりたい。今年はパスが多いことについて、廣瀬さんは自分が持って走るクォーターバックだが、今年の南は広く見てパスをするのが得意な方。彼も走るときは走るから去年とそんなに変わらないが、彼もスクランブルが得意なほうだから、パスの精度をあげればもっと楽に戦えるようになると思う。あと二試合あるから全部勝つこと、TOP8を自分たちが取れたことを意識して、挑戦者として早稲田慶応中央にしっかり勝ちにいき、優勝を狙いたい」
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