雪辱
　三度目の正直を果たす。昨年は２度、１部２部入替戦に臨むも両試合とも１―２で惜敗。「技術的な面では差がない」（齊藤香純・政経２＝昭和学院）。弱気なテニスが相手に押し込まれた敗戦を機に普段の生活から気持ちをソフトテニスに向けた。「（２部優勝は）当たり前」。そう口にするほど練習に打ち込んだ。そうして手にした自分たちへの自信と昇格への思い。明日はその全てをぶつける

仲間
　戦力は十分だ。不動の１番手は吉村寛子（国際４＝昭和学院）・齊藤ペア。リーグ戦で２季連続全勝と波に乗るペア先勝してチームに勢いをもたらせるかがカギとなる。後続も入替戦を懸けた慶大戦で勝利を決定付けたシングルスの望月友美佳（営２＝加藤学園）、ルーキーながら３番手を任された髙橋勅有（商１＝国本女子）・小谷真由（営１＝米子松蔭）ペアなどがそろい、戦力に死角はない。
　背負うはみんなの気持ち。「人数が少ない分、全員でやっていくので誰が出ても応援してもらえる」（日向莉乃・国際３＝中村学園）。気持ちで日女体大を圧倒し、チーム一丸となって創部初の１部昇格をつかみ取る。　

［西田理人・三浦亜優美］