関カレ開幕 木村が1万m4位入賞/関東学生対校選手権1日目

2015.05.15
関カレ開幕 木村が1万m4位入賞/関東学生対校選手権1日目
 大学陸上競技の春シーズンのメーンイベントの一つである関東学生対校選手権が開幕した。初日の14日は1万mに出場した木村慎(商4=浜松日体)が4位入賞を果たした。また110mHでは高山峻野(法3=広島工大附)が1着で予選を突破。各種目でチームの1部残留に向け弾みをつけた。

 終始好位置でレースを展開した。木村は序盤から4位につける。表彰台も狙える位置を保ったまま、キトニー(日大)ら留学生が引っ張る先頭集団に付いていく。8000mにはトップ3人が抜け出して、縦長に7人で構成されていた先頭集団は2つに分かれる。木村は先頭からは置いていかれたものの、後ろの集団で先頭争い。そのままラスト1周にかかると、スパートをかけた町澤(中大)に抜かれるも、後続を振り切って5着に滑り込んだ。1着のニャイロ(山梨学大)が走路を外れていた失格により繰り上げられて、結果は4位。チームにとっても大きいポイント獲得となった。同じレースを走った吉田楓(営3=東海大山形)、江頭賢太郎(商3=浜松日体)は中盤の位置から抜け出すことができず、13位、18位でレースを終えた。

 1部残留に向け、好発進だ。フィールド種目でも、真田がやり投で8位入賞しポイントを獲得。予選が行われた110mHでも、高山が1着で予選通過を決めた。1500mでは牟田祐樹(農4=西武文理)が2着で予選を突破。この2種目を含め、15日に行われる決勝でも上位入賞が期待される。