関カレ直前! 期待のルーキー特集~短距離、跳躍、競歩~

2015.05.13
関カレ直前! 期待のルーキー特集~短距離、跳躍、競歩~
 いよいよトラックシーズン本番だ! 今年最初の大一番である関東学生対校選手権が5月14日から17日まで4日間にわたって日産スタジアムで行われる。今年度入学したルーキーたちも続々出場する関カレを前に、期待の新鋭たちのコメントを2日にわたってご紹介します。

浅川優人(商1=県立長野)
「進学理由は学校と競技場が近くて練習環境に恵まれているからです。明治っていうと長距離ってイメージがありますがここ最近短距離も集めてきてて、400が速い先輩もたくさんいて、ここに身をおけばより高められると思いました。高校の時は自由じゃなくて、アップから全部みんなでやってたので、自由のメリットも感じているが、違和感というか慣れてないのを感じます。今は和気あいあいと練習を楽しみながらやっています。あまり上下関係というか、学年の壁がないので、うまくコミュニケーションを取れていると思います。4年間の目標は400mの長野県記録の更新が最終的な目標です。リレーは明大記録の更新です。長野県記録はしばらく破られてないので破りたいですね。根本的な筋力であったり持久力であったりそういう基礎的なところが高校から陸上始めたので土台がしっかりしてないです。なので体幹トレーニングとか筋力トレーニングで土台をしっかり確率して来年につなげられたらなと思ってます。4年間長いので、焦らずに、土台作りをしていきます」

◆浅川 優人 あさかわ ゆうと 200m 21秒76 400m 47秒54

里村幸紀(商1=武蔵台)
「明治への進学理由はグラウンドとかの環境が整っているからです。100m、200mの金子(公宏)先生が元日本記録保持者ということで、練習環境が恵まれているというところにひかれました。前の高校が専門的なことをあまりしていなかったので、技術的なことを教えてもらってためになっています。雰囲気はまったりしています。穏やかで楽しくやらせてもらっています。授業の必修がいい感じに入ってくれたので午前練には全部参加できます。4年間の目標はとりあえず1年目で全日本インカレのA標準を突破することです。100mも200mも。最終的には全国大会の決勝とか世界を視野に入れて、東京オリンピックの候補選手になれればと思っています。技術的な面では今まで教えてもらえなくて劣っていたので、ただ筋力で走っていました。これから走り方が変わってタイムが落ちるかもしれないですが、しっかり自分のものにしていければ、タイムは伸びると思います。憧れの選手は桐生(東洋大)さん」

◆里村 幸紀 さとむら こうき 100m 10秒64 200m 21秒35

中西大輔(政経1=浜松市立)
「進学理由は出身校の先輩が2人いて、陸上する環境もいいし、寮だと自炊する回数も少ないからそういう面で安心で、練習環境もいいと聞いたからです。練習は今はついていくのが精一杯。高校と違って各自で練習するのが、自分で考えてやらないといけないので少し大変です。結構メンタルが強くなれると思います。4年間の目標は400mで日本インカレ入賞と、4×400mリレーでも日本インカレ入賞です。そのためにも今年は関東インカレで入賞したいです。46秒台を出さないと厳しいから46秒台を出したいです。とにかく走りこもうと思います。憧れの選手は早稲田の加藤選手。ストライドが広くて、走り方が好きです。強くて速くてかっこいい」

◆中西 大輔 なかにし だいすけ 400m 47秒56

米井健人(商1=鳥取城北)
「自分の高校と同じ先輩がいて、勉強もできるし陸上も設備とか環境がいいので集中できるという話を聞いて。自分自身高校の時に陸上を続けるか迷ってたんですけど、その話を聞いて決めました。勉強もちゃんとしたかったので、勉強がちゃんとできるところということで明治を選びました。(寮生活には)最初は緊張とかもあったんですけど、先輩方も優しいですし、ちゃんと指導してくださるときにはしてくださりますし、あまりストレスを感じずにやらせてもらってます。(練習は)走る面においてはあまり変わらないと思いますけど、ウエイトとか補強系の量や質が多くなったなと感じます。高校のときはほとんどウエイトとかしていなかったんですけど、ベンチプレスとかスクワットとかやっています。今は主に上半身を鍛えています。腹筋とかより腕とか背筋とかです。(憧れの選手は)山縣亮太選手(セイコー)です。自分の種目に対して貪欲に研究したり、突き詰めているところですね。あとは走りも自分が参考にさせてもらっているので、そこから尊敬しています。(同世代でのライバルは)里村です。あとは一方的にですけど、インターハイで決勝に残ってた選手はライバル視しています。(4年間の目標)100mの明大記録を出すこと。明大記録を破って関東インカレとか大きな大会で決勝に残れる選手になりたいなと思います。まずは体を一から鍛え直して、自分のベストの記録をコンスタントに安定して出せるようになって、自己新も出せたらなと思います」

◆米井 健人 よねい けんと 100m 10秒60

廣瀬卓(理工1=北嵯峨)
「明治に進学した理由は自分の可能性に挑戦したいと考えたからです。個のスキルが高くて日頃からレベルの高い環境で練習できて成長できると感じました。4年間の目標は関カレ優勝と京都記録更新です。今年の目標は全日本インカレに出場することです。憧れている選手はサムケンドクス。勝負所で勝てる選手なので」

◆廣瀬 卓 ひろせ たく 棒高跳 4m90 走り幅跳 6m76

大楽享平(文1=滋賀学園)
「(進学理由は)一つ上の先輩の野田(明宏・商2=清風)先輩が実力がすごくて、学生のトップでも争えるレベルでやっている先輩がいるところで自分も競技をやりたいなと思ったのと、あと吉澤(永一)さんという競歩の専門のコーチもいらっしゃるのでそのもとで練習したいなと思って明治大学に来ました。(寮生活は)最初来たときは毎日合宿みたいできつかったんですけど、今はだいぶ慣れてきて練習も生活も要領がつかめてきたかなという感じです。(高校と比べて)大学は自由な時間も多かったり、練習も自分でペースを決めたりするので、そういう面では大学は自分で考えてやることが増えました。自分できっちりとしないといけないですね。(練習の質では)20kmでも高校の時とはペースが全然違ってたりして質も高いですし、距離も2週間に1回くらいしか20kmとかしなかったんですけど、こっち来たら週2回とかなので。量も質もだいぶ上がってます。(同世代で意識する選手は)東洋に行った河岸っていう選手もですけど、同じ滋賀学園高校の牧谷っていう選手に一番負けたくないです。練習もずっと一緒にやっきて、向こうが自分より先に競歩をやっていたんですけどレースでずっと勝ったり負けたりしているので。一番負けたくないなと思います。(憧れの選手は)野田さんです。同じ大学ですし同じ部屋でもあるんですけど、一番憧れが強いのは野田さんです。競技に対する意識とか考え方がほかの人と違うなと感じました。野田さんは努力以外の部分の考え方、たとえば練習の抜き方だとか自己管理がしっかりしていると感じました。(4年間の目標)2年後のユニバーシアードに出て結果を残すことですね。(代表選考では野田もライバルになる)そうですね。ちょうど野田さんが4年生の時の大会なので。今は全然かなわないですけど、いつか追い抜きたい存在です。今は練習をしっかり積んで、秋から20kmのレースとかが増えてくるんですけどそこで結果を出すことが今年の目標です」

◆大楽 享平 だいらく きょうへい 5000mW 20分53秒45