関カレ直前! 期待のルーキー特集~中・長距離~

2015.05.12
関カレ直前! 期待のルーキー特集~中・長距離~
 いよいよトラックシーズン本番だ! 今年最初の大一番である関東学生対校選手権が5月14日から17日まで4日間にわたって日産スタジアムで行われる。今年度入学したルーキーたちも続々出場する関カレを前に、期待の新鋭たちのコメントを2日にわたってご紹介します。

岩本隼弥(情コミ1=浜松日体)
「明治に進学した理由は、木村慎(商4=浜松日体)先輩が日体高校で同じで憧れの選手だったので、それが一番です。行きたいってずっと思っていました。中2のときに走りを見て、かっこいいなと思って、高校も木村さんの影響で行ったので。寮では木村さんと同じ部屋なので、それがすごく緊張するんですけど、うれしいなって感動しちゃいます。毎日感動です。大学の練習は、自分が考えてやることが多いので、しっかり考えてやれていますし、自分がやりたいような練習ができているので、この後の結果が楽しみです。(調子は)いい感じです。スピードが自分の持ち味なので、スピードの練習が多いっていうのが高校と違って、自分に合っています。4年間では、同期もみんないい人なので切磋琢磨(せっさたくま)して、箱根駅伝優勝するのと、自分がしっかりメンバーでチームに貢献したいっていうのが目標です。今年は、今自分は力がないんで、力をつけて、夏合宿でしっかり長い距離を走れるようにして、箱根走りたいと思います。一番大事なのが夏合宿なのでそこで、スピードは自信あるんですけど、距離を踏めるかっていうのが課題なので、長い距離を走れるように頑張りたいです」

◆岩本隼弥 いわもと しゅんや 5000m 14分29秒66

竹山直宏(法1=国学院久我山)
「(明治へ入学理由)テレビで明大を見て部の雰囲気が気に入ったからです。駒大や東洋大とは、また違った仲の良い雰囲気を感じ、西(弘美駅伝監督)さんもコミュニケーションが取りやすく、親みたいに親身に接してくださるので決めました。(寮生活は)最初よりは少し慣れてきました。(明大の練習について)高校は朝練がなかったから、先輩方に比べれば6、7割程度しか練習していないですが、距離の長さが格段に長いので、まだきついです。(憧れの選手は)アメリカのゲーレンラップです。白人なのに世界で戦えているところ。ケニア、エチオピアなど黒人が強い中、世界選手権で3、2番ですごいなと思います。(4年間の目標は)シンプルに箱根駅伝で優勝が第一目標で、それに絡めて三大駅伝で3冠とりたいです。好きなものは洋画ですね。お笑いも好きで、劇団ひとりとザキヤマがおもしろいです」

◆竹山直宏 たけやま なおひろ 1500m 3分56秒86 5000m 14分26秒97

田中龍太(法1=鹿児島実)
「明治大学で駅伝が続けたくて進学しました。監督さんが優しいって聞いていて、あまりきついのも続かなくなるかなと思ったので。それと、入れ替わりなんですけど有村(優樹選手・平27商卒・現旭化成)先輩がいて、自分の高校が優勝したときのメンバーだったので、かっこいいなと思って。憧れの選手は有村さんとか大六野(秀畝選手・平27政経卒・現旭化成)さん、あと早稲田の高田先輩とか。やっぱり同じ高校で、自分たちの代は活躍できなかったんですけど、この人たちの代は初めて全国で優勝して。一緒に走る機会はなかったんですけど走っているのを見てかっこいいなといつも思っていました。今の目標は5000mで13分台で走ることと、10km以上を3分切るくらいのペースで走れるようになること。坂口が活躍しているので、負けないように頑張ろうかなと思います。大学は高校の時よりも距離も長くなって、練習もきつくなってきたので、まずは1年間体をしっかり作って故障しないようにしていきたいです。今年は体作りで、駅伝とか走るのはそれからでもいいかなと。4年間では、箱根駅伝を走って任された区間で区間賞を取るのが目標です。どんなところを走るかとかはよく分からないけど、自分に合った区間に西さんが配置してくれると思うので、そこで頑張ります。アンカーとか、ラストスパートがかけられる選手だとは自分で思っているので、最後の勝負になるアンカーとかかなと思います」

◆田中龍太 たなか りょうた 5000m 14分10秒45

坂口裕之(政経1=諫早)
「明大に入った理由は監督の西さんの人柄に引かれたっていうのもあって。高校の時も監督が大学でのことを考えて常に練習を立ててくださっていました。その練習方法と似た感じだったのが明治大学だったので、明治大学に進学しました。中学校の時に高校生の横手(健主将・政経4=作新学院)さんを見て、一緒に練習できたらいいなと思っていたので、明大に入って横手さんと今は同じ部屋で生活させていただいているんですけど、とても貴重な経験だなと思っています。(駅伝では)三大駅伝でしっかりと活躍すればそれなりに注目していただけると思うので、注目を浴びたいというか、注目される選手になりたいと思います。大学からが勝負だと思ってずっと高校も中学も競技をやってきたので、それをしっかりと有言実行できたらいいなと思います。目標としている人は、大迫傑選手。自分もいつかは海外で走れるような選手になりたいなとは思っているので。でもやっぱり自分自身に実力がないと夢はかなわないと思うので、そのためにはやっぱり継続性だったりケアっていうのが生きてくると思うので、しっかりと今やるべきことをやって、少しでも近づけていけたらと思います。それを目標として明治大学に入ってきたので、目指せるだけの力をこの4年間でつけたいなと思っています。五輪も狙ってみたいんですけど、まだまだ自分には力が足りないので。でもそこを目指していけば自分のモチベーションも保っていけると思うので、しっかりと狙っていける力がついたら狙っていって、一歩一歩上がっていけたらいいなというふうに思います。アピールポイントは、走っているときは結構きつい顔をしてしまうんですけど、こういう取材のときとか結構笑顔でいられるので、そこです。笑顔でいろんなことに取り組んでいくことはプラスな気持ちにもなれるので、それは意識してます」

◆坂口裕之 さかぐち ひろゆき 5000m 13分57秒41

角出龍哉(文1=伊賀白鳳)
「(進学理由)小さい時から走ることが好きで箱根も毎年見ていて、その中で明治のユニホームが印象に残っていました。あのユニホームを着て走りたいなと思ったのが一番の理由です。(早大ではなかった)早稲田もいいなとは思っていたんですけどやっぱり一番最初に見たのが明治のユニホームで、印象に残っていたので。(明大に入ってから)初めての寮だったので勝手も分からなくて少し寂しかったんですけど、先輩とかみんな優しくてだいぶ慣れました。(練習は)量が増えてケガをしやすい時なので、まずは夏合宿までケガなく練習して、慣れてきたらどんどんやっていこうかなと思います。(4年間の目標は)箱根を走りたいと思って大学に来ているので、まずは箱根で走ること。あとはここの大学に来てるということで学費とかで親に迷惑を掛けてたり、先生にも応援してもらっているので恩をちょっとでも返せるような走りをしたいなと思います。(箱根の希望区間は)5区です。山上りしたいです。上りが好きで、テレビで見てた時も上ってみたいと思っていたので。(今年1年間は)箱根を目指します。出たいと思って箱根は出られるものじゃないですし、やっぱり1年目から明確に目標を持ってやっていかないと厳しいと思うので」

◆角出龍哉 すみで たつや 5000m 14分17秒44

東島清純(営1=米子松陰)
「(明治入学理由は)競技をしていて、西さんに誘っていただいたことがきっかけです。(明大の練習について)なんとか、なんとかついていけている感じです。スピード練習がかなり増えました。高校次は大会前くらいしかスピード練習しなかったから、きついです。(寮生活について)高校は自宅だったので、常に他人がいることは息苦しい感じもしますが、少し慣れてきました。(4年間の目標は)箱根駅伝を走ることと、インカレで走ることが目標です。高校では種目は3000mSCです。高校の時、最初は最初の水でこけて水浸しになった思い出があります。(憧れの選手は)横手さんです。目標にしたいです。(今の目標は)高校は5000mが最長だったので1万mも走れるようになっていきたいです」

◆東島清純 ひがししま きよすみ 5000m 14分16秒81 3000mSC 9分6秒64

前田恋弥(政経1=市立船橋)
「(明大入学理由は)高校からの先輩である保坂さんがいるのも一つあるが、種目が中距離で普通は長距離と短距離は別れてしまうが、明大だったらいろんな可能性を模索できて、自分がこれから中距離以外も挑戦していきたいと考えた時、明大になりました。駅伝にも全く興味がないわけではないです。(どうして日大ではないのか)あまり迷わなかったです。川元さんの記録は高校次の僕には、とんでもないものだったので、まさか自分が更新できるとは思っていなかったのであまり気にしていなかったです。(高校記録を出した時の心境)高校記録まで出るとは思っていなかった。出来過ぎだと思いました。千葉県記録が1分50秒で同い年の記録だったので、それは超えたいなと思っていました。(武器は)中距離は短距離と一緒にすることが多いですが、自分は長距離と並行してて、スピードがあるというよりは持久力が武器の選手です。(改善したい点は)短距離の人たちと勝負していく中で、スピードが足りないので互角に戦えるよう走り込みたいです。(こだわりは何かあるか)あまり考えたことないですね。感覚を大事にしているので、その日のコンディションで違います。レースでは、積極的なレースを心掛けています。出し惜しみしないように、負けても後悔しないように全力で。そこは一つこだわっています。(ルディシャについて)800mの世界記録保持者で、世界記録つくったときのレーススタイルを見てすごいなと。最初から先頭を譲らず、そのまま1位でゴールするというのをオリンピックの舞台でやった。それで自分もこういうレースがしたいと思いました。その走り方が一番強さを証明できると思うのでこれからも意識していきたいです。憧れです。(日本記録について)自分が思っている以上に周りの期待が大きくなっているのを感じます。日本記録は遠い目標として設定し、一段階ずつ成長していきたいです。(目標は)海外の大会出たことないので、国内だけでなく世界を相手にしたレースに出られたらなと思います」

◆前田恋弥 まえだ れんや 800m 1分48秒08

山口竜矢(営1=世羅)
「(進学理由)高校入学した時から先輩に鎧坂(哲哉選手・平24営卒・現旭化成)さんとか北(魁道選手・平26営卒・現中国電力)さん、松井(智靖選手・平27年営卒・現中国電力)さんとかいて、大工谷(成平・商3=世羅)さんとか世羅の選手がいっぱいいて、僕もそこに行きたいなと思って決めました。特に鎧坂さんは学生記録とか出していてすごかったので。(明大に入ってから)生活はだいぶ慣れました。高校から寮に入っていたというのもあって生活は慣れないということはなかったんですけど、練習に関しては距離が増えたのでまだこれからです。(明大の練習スタイルは)自分で考えてジョグをしたりしています。ペースとか距離とか。(今の課題は)試合でも距離が増えるので、とにかく距離に慣れること今の目標です。(明大での4年間の目標は)最低でも2年生までには箱根駅伝のメンバーに入って、走れるようにすることです。(箱根での希望区間は)世羅高校では登りの練習をすごくするので5区とか走ってみたいです。(登りは強いか)そうですね。下りより登りの方が得意です。(今年1年間は)5000mでベスト更新。1万も走る機会があれば29分前半で走れるようになることです」

◆山口竜矢 やまぐち たつや 5000m 14分27秒05