学習院大に圧勝し王座出場権を獲得!/関東学生春季1部リーグ戦
猛攻で王座進出を決めた。前回の慶大戦で敗戦を喫したため、目標であるリーグ優勝には13点以上の勝利が絶対条件だった。そんな中、試合開始3分に谷光がPCからゴールを決め先制。その後も谷光のPCを中心に、大嶋雄飛主将(文4=今市)、千原史也(商1=横田)らのフィールドゴールで加点し前半だけで9得点を挙げた。「前半に5点取れればと思っていた」(宮田監督)と設定を上回る得点にチームは勢いづき、後半16分に早々と目標の13点を奪うと、以降も得点を重ね圧勝。この試合で明大は18点を取り、同時刻に行われていた山梨学大が4-0で慶大に勝利。3チームが勝ち点で並んだが得失点差で2チームを上回り、王座決定戦への出場が決まった。
慶大に敗れてからは、PCを取るまでの過程に重きを置き練習に取り組んできた。強いヒットをゴール前に打ち込む形を徹底し反復練習。成果は表れ、効果的なPCの獲得に成功した。今戦は狙い通りの試合になったと言える。
この試合で王座決定戦への出場は決めたが、第一の目標はあくまでもリーグ優勝。大量点を奪ったが、FWの連係からの得点は少なかったこともあり「個人としても自分が点を取ってチームに貢献していきたい」と大嶋主将は意気込む。前回に引き続き、課題をしっかりと修正し王座決定戦へとつなげたい。まずはリーグ優勝を目指し1週間後の法大戦へ挑む。
[石塚真維]
試合後のコメント
宮田監督
「慶大戦を落としたので、山梨学大と慶大と明大が2勝1敗で得失点差に当然なるだろうと。計算すると13対0以上で勝たないと2位以上の通過がなかったので、もう負けた瞬間からその目標設定でいかに点を取るかということだけを考えた。PCから谷光があれだけ決めてくれてその目標が達成できた。慶大が速報で4―0だから、得失点差で明大が1位になる。Bプールの法大と当たることになるが、しっかり勝って決勝に行きたい。今回PCはもちろん、PCを取るまでの過程に重きを置いて取り組んだ。だが、FW独自でしっかりと組み立てて決めるというのが少なかったので、その辺が前回と同じでまだまだだと思う。正直なところ、前半に5点取れればなんとか13の目標まで行けて、後半勝負になるかなと思っていた。王座に行けることは決まったので、今度は1週間後の対法大戦に焦点を当ててやっていきたい」
小池コーチ
「今日は目標の13点を取るにはどうしたらいいかを考えて昨日から練習して、まずはPCを取って早い時間から点数を稼ぐことを練習通りにやる、といことを掲げてやった。前半で最低でも5点を取ろうという目標もクリアし、予定通りの展開でできた。今日13点を取れば上に上がれるということで、また山梨学大対慶大も山梨学大が勝ったので明大が1位通過のため上で戦える。来週の対法大戦でしっかり勝ち取って決勝に行って優勝というのが今の目標。前回は対慶大戦で負けたがそれが良い経験となり、彼らもまた乗り越えて順位決定戦に行くことができたのは良かったと思う。反省点も一生懸命練習して乗り越えてきたので、この先は厳しい戦いだけどなんとかものにできるかなと思う。王座が決まって取り組むべきこととしては、まずはリーグ戦で優勝すること、そしてその次が王座」
大嶋主将
「今日はやることが簡単で、この前負けてから13点取ることだけを考えてやってきて、みんながそれを頭にしっかり入れてやってくれたと思う。今日はほとんど谷光が決めたが、今年のチームの武器は谷光のPCっていうのもある。谷光の調子が良くて良かった。あとは相手の出方とかは練習試合で分かっていた。僕も点を取ったが、FWなのでそれが仕事で、2点しか取れなかったが、ある程度の仕事はできたかなと思いう。今年のチームはとりあえず春リーグ優勝を大きな目標にしてやってきているので、王座の前に春リーグ優勝を監督、コーチ、マネジャー含め全員で目指していこうと思う。これからはチームが優勝することが全てなので、これから決勝までの2週間全てのことがそこにつながっていくということと、個人としても自分が点を取ってチームに貢献していきたいと思う」
谷光
「今シーズンのゴールは慶應戦まで0得点だったので、チームへの貢献できていない事と自分自身の責任を感じていつも以上に気持ちを入れて打った。同じフリッカーの大輝さん(若月・商3=横田)を意識して練習することが、今回の12点につながる1つの理由だと思う。PCを含めて得点力の向上、それに対応できるようなDF力を互いに切磋琢磨し合うように全員で意識してきた。何より雄飛さんの練習での圧が18点のカギになったと思う。次は法政とだが、正直明治は練習試合ではあまり勝ててない。明治も法政も流れに乗っていると思うので、1週間でチームを仕上げて17日に圧倒したゲームにできるように頑張りたい」
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