中村、田中健が関東学生代表として出場/ニュージーランド学生代表来日シリーズ
前半12分、敵陣ゴール5m前スクラムから関東学生代表が押し込む。ニュージーランド学生代表はたまらずコラプシングを起こし、認定トライとなった。「スクラムに関して意識統一はできていたし、両PRは昔から組んできた仲」と中村。フィジカルで劣っていた相手だが、スクラムで見せ場をつくった。
試合後のコメント
HO中村駿太(商4=桐蔭学園)
「明治の代表として、関東の大学の代表として、しっかりいいパフォーマンスをしようと思っていた。ニュージーランド学生代表は強かった。日本人だとなかなかあそこまでのコンタクトはない。いい経験になった。練習はあまりしていなかったが、スクラムに関して意識は統一できていたし、両PRは昔から組んできた仲。お互いのことはよく分かってる。前半はいい形で組めていたが、後半相手が修正してきてあまり自分たちの形で組めなかった」
No.8田中健太(営4=大阪桐蔭)
「序盤はイケイケムードで点を取れたが、相手のフィジカルの強さやタックルミスでゲインされた。相手のフィジカルの強さに翻弄されたが、低くタックルに入ることやディフェンスのコネクションを切らすことなく、全員で前に出ることを意識した。フィジカルは重いなと感じた。日本の大学とは全然違う。試合までは2、3回練習をして、サインやセットプレーを合わせた。ひたむきさというか、まとまりを作ろうという協調性の部分が勉強になった。普段見られないプレーヤーの練習姿を見て、僕らができていないことにも気付けていい経験になった。最後のトライはみんなでスクラムでペナルティーを取って僕がクイックスタートでトライしたが、一矢報えたというのはうれしい。最後にみんなでトライを取ることができたと思う。この試合で学んだことは相手のリアクションであったりプレーの細かい部分。あとはディフェンスでダブルタックルに入ることがどれだけ重要かということが理解できた。そこはチームに持ち帰りたい。ダブルタックルをすると止められるしオフロードができなくなる。相手のボールを殺すことが大事ということが分かった」
[坂本寛人]
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