(6)硬式野球部 法大躍進の原動力 新星攻略だ!
苦境に打ち勝つ
打線の爆発力に期待が懸かる。前カードは慶大に先勝を許したが、2回戦では苦手としていた三宮を攻略するなど勢いをつかんだかに思われた。しかし3回戦では勝負どころの一打が出ず15残塁の拙攻。1点差の試合をものにできなかった。拮抗(きっこう)したリーグ戦で戦い抜く中で、打線の奮起は欠かせない。菅野剛士外野手(法4=東海大相模)、佐野恵太内野手(商3=広陵)を軸とする打線の真価が問われる。菅野は現在チームトップの打率3割5分7厘。出塁率は6割近く、長打率も7割を超えるなど4番として頼もしい存在となっている。佐野恵も慶大1回戦で適時打2本を放つなど本来の力を発揮。主軸の一発で、苦しい状況を打破したい。
活躍光る新戦力
左右二枚看板が立ちはだかる。ルーキー・森田は開幕戦で堂々のデビューを果たした左の本格派。自身最速147㌔の直球を軸に6回無失点で勝利をつかんだ。1年生春の開幕戦白星は法大史上初、六大学でも8年ぶり斎藤佑樹選手(現北海道日本ハム)以来の3人目の快挙だ。2戦目の先発が予想される右の熊谷は直球とカットボールなどの変化球を織り交ぜ安定した投球を見せ、防御率は1点台。立大2回戦では待望のリーグ戦初勝利を挙げた。軸となる2人のエースの攻略がカギとなる。
紫紺の日開催
スタンドが紫紺に染まる。2、3日の法大戦には「紫紺の日」が開催され、今季も応援席観戦者に先着で限定タオルの配布、さらに選手のサイン入りボールなどが当たる抽選会などが行われる予定だ。また紫紺パンフレットの裏面にある来場ポイントをためると、豪華景品とも交換が可能となる。みんなで球場に足を運んで優勝に追い風を吹かせよう!
【川合茉実・原大輔】

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