3冠への第一歩 連覇だ! /関東大学選手権
大会連覇へあと1勝に迫った。26日の準決勝で早大を3―2で下し、4年連続で決勝進出。決勝の相手は中大で、こちらも4年連続の同カードとなった。フェースオフは29日の17時半。宿敵を下し、2年連続3冠の偉業へ第一歩を踏み出す。
勝負どころで強さを見せた。準決勝の早大戦。2―2と60分で決着がつかなかったものの、延長戦ではわずか31秒でFW大椋舞人(法4=白樺学園)があっさり得点。接戦には持ち込まれたが、最後は格の違いを感じさせる幕切れとなった。「ここ2試合、力が出せていない」(間中朗監督)と、大会を通じて本領発揮とはいっていない。それでも準決勝は結果的にチームに勢いを付ける勝ち方に。大一番へ弾みはついた。
接戦でも格の差
勝負どころで強さを見せた。準決勝の早大戦。2―2と60分で決着がつかなかったものの、延長戦ではわずか31秒でFW大椋舞人(法4=白樺学園)があっさり得点。接戦には持ち込まれたが、最後は格の違いを感じさせる幕切れとなった。「ここ2試合、力が出せていない」(間中朗監督)と、大会を通じて本領発揮とはいっていない。それでも準決勝は結果的にチームに勢いを付ける勝ち方に。大一番へ弾みはついた。
春連覇は通過点
昨年3冠を達成したチームは、さらなる進化を予感させる。昨年までの主力が多く残っていることに加え、強力なルーキーが加入。FW松本昂大(商1=北海道清水)は1回戦で4得点と早々に活躍。準決勝でもルーキー5人がメンバーに名を連ねた。連係面など細かい部分で課題を残し苦戦してはいるが、戦力は昨年を超えている。昨年3冠の原動力となったチームワークや上級生の存在感次第では、歴代屈指の好チームの完成すらも感じさせる。
春の優勝は通過点だ。FW大津晃介主将(法4=日光明峰)は「今年は明治のワントップ。勝てる気しかしないし、勝たなければいけない年」と自信たっぷり。狙うは2年連続となる3冠だけだ。決勝を戦う中大は打倒・明大の筆頭候補。3冠へ向け、今季初戦でしっかりたたいておきたい相手だ。明大1強のシーズンの幕開けを華々しく飾りたい。
[高田悠太郎・島村昭二]

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