
前半のリード守り切れず・・・リーグ戦3連敗で9位に転落/関東学生春季1部リーグ戦
前半のリードを守り切ることができなかった。9―7で迎えた後半は7分まで15―10と5点差をつけ、良いムードになっていた。ところがビハインドの国士大の厳しいディフェンスにミスを連発。「相手の2分間退場の時に点を入れられなかったのが痛かった」(松本勇監督)と、人数が1人多い絶好の機会で得点に結び付けられなかったのが響き、反対に1人少なくなった場面で一気に同点に追い付かれた。その後も悪い流れを止めることができず19―22で逆転負けを喫した。
前半は素晴らしいディフェンスからの速攻を見せた。「リーグ始まってからディフェンスが良くなってきている」(池田)と2m近い身長の相手がいる国士大に対し、プレスを強くしてシュートやパスのミスを誘った。得点にあまり動きのない前半だったが速攻に多く絡んだ池田が9得点のうちの4得点をマーク。勝利への執念を見せた。
リーグ優勝はおろか残留争いに加わった。3連敗で10チーム中9位。「特に4年生3年生。練習に向かう気持ちを変えろと今日話した」(松本監督)。まだまだ我慢の戦いが続く。
[吉田周平]
試合後のコメント
松本監督
「ここのところ肝心なところでミスが多い。もうどうしようもない。後半の途中までリード奪っていても結局はどの試合も残り10分くらいが勝負になるが今日は自滅だった。ミスをどうするかという話。練習の時にもっと厳しくチェックしないと。プレッシャーかかるからミスが出るのだから。(攻撃については)シュートで終われば良いけれども行く前にミスが多い。練習の時に甘くやっているから試合の時に退場が出たり点が取れなくなる。練習に戻してしっかりやらないと。練習の時にしっかり負荷掛けて攻撃の練習をしないと本番でプレッシャーがかかる。1年生はまだプレッシャーがかかってミスが出るのはいいけれどもだらしがないのは3年生。4年生が一人しかいないから3年生の誰がチームを引っ張るのかをしっかりさせないと。相手の2分間退場の時に得点が入らなかったのが痛かった。ちゃんと練習はしていたが2点は入れないといけなかった。ラインクロスしたりノーマークシュートを外したりするのは経験の差。結局最後は1点に泣いてしまう。そういうところ上級生はしっかりやらないといけない。前半ディフェンスは良かったと思う。7点は十分OK。後半になってどうしても勝負所で追い上げられて点が取れなくなった時に守れなくなってどんどん自滅していったからどうするっていってもミスのことだから。上級生がやらないといけないし練習を厳しくやらないといけない。少しチームの在り方を根本から変えなければいけない。特に4年生3年生。練習に向かう気持ちを変えろと今日話した」
池田主将
「前半途中からディフェンスは足が動いていて速攻でも点が入っていたのでリズムが良かった。後半はミスをするとミスを続けてしまっているのでそこのチームのコントロールをもっと自分がしっかりやっていかないと思った。3年生には叱ってもらえるようになってほしい。4年生が就活で抜けている分3年生が頑張っている。リーグ始まってからディフェンスが良くなってきているのでそこは良い部分として捉えてディフェンスはもっと良くなるように速攻でもっと点が取れるようになったら良くなると思う。痛かったのは1人相手が退場した時にこっちも退場してそこで逆転されたので。次の中央はリスタートもかけてくるので戻って今日みたいなミスをすると負けるので全部声をかけて引っぱっていけたらと思う」
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