
女子 2年ぶり王座決めた! 男子は5位決定戦に望み/関東学生1部リーグ戦
王座出場へ望みをつないだ。学習院大相手とのリーグ最終戦に3809―3752で勝利した。3勝2敗でBブロック3位となり、2週間後に行われる5位決定戦への出場権を得た。5位決定戦で勝利すれば目標としてきた王座出場が決まる。
苦しみながらもチーム力で勝ち切った。リーグ戦を通して出だしからリードを広げ差をつけて勝つことをテーマとしてきた男子チームだったが、この日は50mから厳しい立ち上がり。「怖いという後ろ向きな気持ちが選手、応援ともにあった」(前田悠帆・法4=東福岡)と負けたらそこで王座出場という夢がついえてしまう大きなプレッシャーにチーム全体が飲まれた。出だしでつけた8点のリードも徐々に詰められ、1点ビハインドの状態に。しかしここで今リーグ戦応援に徹してきた伊藤達也主将(情コミ4=県立船橋)が応援勢を中心に円陣を組んだ。「しっかり声を出し直そう」(伊藤)とチームを鼓舞。すると試合が進むにつれ余裕の出てきた選手たちとのコミュニケーションも取れ始め、チームが一つになった。「射っている人も応援している人も笑顔が増えてきていい試合だったといえるような展開」(前田)というように30mでは巻き返し、学習院大を振り切ると最終的には57点差をつけ勝利を奪取。伊藤も「そこは一番の収穫」と応援が中心となって暗い状況から立ち直ったことを評価した。
「史上最強のチーム」がリーグ戦を終えた。今リーグ戦は勝負強い4年生を中心に勢いのある下級生も活躍。初戦で明大新記録を、さらに次戦ではその記録を上回る新記録をたたき出すなど、その実力を存分に発揮したシーズンだった。「ここまでになってくれるとは思わなかった」と伊藤もチームの成長に笑顔を見せる。しかしまだ王座に向けた戦いは終わっていない。2週間後に控える5位決定戦。この一戦を制さなければ王座に出場することはできない。「もうやるしかない」(伊藤)。この日女子が一足先に王座出場を決めた。以前から男女口をそろえて語ってきた最終的な目標である男女アベック王座出場。もし達成されれば創部初となる偉業だ。「どうせ目標を掲げるなら史上初の目標にしよう」とこの大きな目標を掲げてきたが、それが今現実のものになりつつある。「ここまで来たからには最高の1年にしたい」(伊藤)。苦楽をともにしてきた仲間と憧れの舞台へ。必ず5位決定戦を制してみせる。
【女子】
ついに王座の切符をつかんだ! 中大とのブロック2位通過を懸けた第5戦は100点以上の差をつけての勝利。2年ぶり、3回目の王座出場を決めた選手たちは「すごくうれしいです」(河西真帆・農3=横浜緑ヶ丘)と喜びに浸った。
まさに今季のチームを象徴するような試合だった。この日チームの得点となるフォースに入ったのは河西、菊地遥(農2=春日部共栄)、三國雅美(政経2=明大明治)、渡邊里奈(政経3=聖徳大女子)の4人。中でも三國は先週のリーグ戦初出場から2戦連続でのフォース入りを果たし、リーグ戦序盤好調だった小林美穂(商2=雙葉)が不調の中、それをカバーする働きを見せた。その小林も「点数ではチームに貢献できないなと思ったので、何が何でも盛り上げてやろうと思っていました」とチームを鼓舞。体調不良で不在だった小笠原真由(商3=学芸大国際中等教育学校)もチームに復帰し、ともに声を張り上げた。また最後の3射直前には、勝利を確信し涙する牛久保を平塚まな(商4=水戸二)がなだめ送り出す場面も。「自分一人では絶対無理で、いろいろ助けてもらったので。感謝しかないです」(牛久保)。試合に出場する選手も出場していない選手も含めてチームが一体となった瞬間だった。
それでも感傷に浸ってばかりではない。今後は6月の王座に向けてチーム内での競争が始まる。この日フォースに入らなかった牛久保も「リーグ戦は後輩が頑張ってくれたんですけど、王座は出場したい」と表情を引き締める。「目標は過去のベスト8越え」(牛久保)と意気込む今回の王座。チームはまだスタートラインに立ったばかりだ。
試合後のコメント
【男子】
伊藤
「最後というのもありますけど、リーグ全5戦の中で一番負けられない試合だなというのは男子チームの中で共有していたかなと思います。今日は勝ちは勝ちだったんですけど全5戦を通して点数は一番低いですし1年間通して見てもかなり悪い点数でした。今回のリーグ戦では出だしからしっかり点数を飛ばしていって差をつけて勝ったまま終わるというのをチームとしてテーマにしていたのですが、一番負けられない試合というのも相まって硬くて暗かったので50mは悪かったと思います。出だしは先週と同じくらい応援が緊張している節があったので、あまり声が出ていなかったりというのがありました。出だしは8点差とかで一応常に勝ってはいたんですけど途中一番暗かった時に抜かれてしまって1点ビハインドになってしまったんですけど、そこでコーチや幹部代とかと話し合ってかなりまずいなということになって、応援を中心に円陣してしっかり声を出し直そうということで立て直せたかなと思います。点差は結構ギリギリでした。(最終的には50点差以上つけたが)そこは今日一番の収穫ですね。例年だったりリーグ戦前のチームの実力だったらおそらく勝ったとしてもかなりギリギリの差になっていたかなと思うんですけど、今日は本当に応援を中心によく巻き返せたなと。特に30mは最近の試合と比べてもそこまでそん色ないペースを出せました。もっと高くないといけないんですけど、その巻き返しはすごい収穫だったかなと思います。やはり最初出だしが暗いと引きずってしまうなというのは反省点ですね。もちろん5戦連続で戦ってきた疲れは大いにあると思うのでそれだけの中でどれだけの力を出し切れるかというのが課題になったかなと思います。選手が自分の思っている以上に負担が来ているんだということを再度認識してほしいかなと思います。(最後の円陣で史上最強のチームだと言っていたが)点数ももちろんチーム史上一番良い点数をこのチームで出していますし、順位に関してもここ数年男子は低迷していたので、初のブロック3位というところまでこぎつけたという意味で最強かなと思っています。もちろんこれが完成形とは思っていないんですけれども、そういう意味で鼓舞するという意味でも最強と言いました。そこはみんな誇りを持っていいと思います。男女ともに王座という、今までやったことのない目標を掲げた以上は男子は一番強くならなければいけないなと思っていました。あとは単純に前の代、その前の代を越えたいというシンプルな思いもありました。最強というと言葉は安いですけど、強いチームをつくろうと目指してきました。(女子が王座を決定させたが)女子がは波のあるチームではあるんですけど、その中でよく2400点を維持していたので、すごく強くなったと思います。一足先に決められてしまった悔しさもあるんですけど、逆に言うと一緒に行けるということなのでそこは非常にうれしいですし感謝もしています。今まではずっと女子ばかり王座に行っていたので、男子は10年近く遠ざかっていたのもありどちらかだけいっても楽しくないなということでどうせ目標を掲げるなら史上初の目標にしようということで男女にこだわってきました。(最後のリーグ戦だった)自分は1年生の時のように射線からリーグ戦を見ることはしてなかったんですけど、だからこそいろいろなものが見えた中で非常に強くなったなというのが素直な感想ですね。昔だったら結構雰囲気が悪くなるとそのまま点数が落ちて格下の相手にも負けたりということもよくあったので、そういうことを考えると自分たちと同等であったり強敵でも途中で悪くなった時に点数を盛り上げられる、てこ入れできる力を持ったチームに3年かけてなったかなと思います。もちろん高い目標を掲げていたんですけど自分の予想を良い意味で裏切る点数を連発してくれいたので、そういった意味で非常に楽しかったです。(2年生が多く出場、活躍したが)非常に心強いですね。自分たちが育てたというと偉そうですけど、自分たちが一番中心になって育成した代がこれだけの結果をのこせるまでに育ったのは強いチームをつくれたという幹部代の最後の誇りとして思ってもいいのかなと思います。内心自分や他の4年生でも出たくて悔しい思いをしている人はいると思うんですけど、それよりもチームの勝ちを大事に思うということで、チームの勝ちを気負うのは応援の4年生がやるので、射線の3人の4年生には存分に楽しいアーチェリーをしてほしいなと思っています。自分も本当に素直に言うと出たかったですし、悔しいですけどやはり努力の差であったり、射線に立っている4年生と自分の間には大きな努力の差がありますし、今までやってきたことの差が出ているので、そこはきちんと受け止めるべきかなと思います。また自分の役目も自分として見つけているので、応援の中核にはなれたかなという自負はあります。そこは一つ消化できるかなと思いますね。(1年間チームを引っ張ってきて)ここまでになってくれるとは思ってなかったですね。頑張ったかいもあったなと思いますし、恵まれたなというふうにも思っています。ここまできたからには最高の1年間にしたいと思っているので、あとは勝つだけですね。まだ使える時間はあるのでそこまでに選手と応援の士気をどこまで高められるかなと考えています。やはり回を追うごとに疲れもたまってきているのでそれをこの2週間でどれだけ払しょくできるかだと思いますね。ここまで来たので、もう勝つ以外ないです。もちろん明治新3900点出したいんですけども、それを第一に置きつつ、結果的には確実に勝って男子王座を決めたいと思っています。やるしかないです。頑張ります」
前田
「すごい感慨深い試合でしたね。ここに負けたらすべてが終わるという、それをよりリアルに実感して他の4戦よりも緊張しました。勝ててほっとしました。ただ点数が低かったです。チーム全体として今日の点数は低すぎるので、対策を練ったりとかしないとせっかく5位決定戦に進めることができたのにそこで良い結果を出すことはできなくなるのであと2週間特訓するしかないんじゃないですかね。今日はみんな硬かったです。ガチガチに緊張して、リーグ初戦以上に緊張していたかもしれないです。初戦は相手がそれほど点数を出さないチームだったのでみんなある程度リラックスできていたと思うんですけど、5戦目になって相手が自分たちとそう実力が変わらないというチームで、負けたら終わる、怖い怖いと後ろ向きな気持ちが選手応援ともにあったと思うので、そういうところから来た点数だと思います。課題はそういったところで、50mでぶっちぎる展開をつくれなかったこと、あとは選手が当たらなかったときに明治全員が暗くなってしまったところです。それを応援の人たちだけでもしっかり明るく保って、選手を明るい気持ちに引っ張っていくということをより徹底しないといけないと思います。収穫としては50 m悪かったんですけど30mしっかり切り替えてある程度の点数を維持できたという、そこは評価できると思います。50mは射ってて苦しい展開でした。選手と応援のズレがあったと思います。30 mでは選手の緊張が解けて周りを見る余裕ができたこと、それによって選手と応援の双方向のやりとりができるようになってきて、それでチームが一つになってきて、全員でできるようになりました。そうなってくると明治の勝ちなので、射ってる人も応援している人も笑顔が増えてきていい試合だったといえるような展開でした。アーチェリーは心の競技と言われてるくらい心理状況が影響します。嫌な気持ちで射っても当たらないし、当たる時は楽しく無心で射ってるときなんですね。他のスポーツでもメンタルはすごい大事なんですけどやっぱりアーチェリーの一番特徴的なところは試合が長いんですよ。普通に3時間くらいに及ぶんで、そこを常に暗い気持ちでいくとどんどん悪くなっていくんですね。それを応援の人たちとかチームの人たちがいてくれることによって、一度暗い気持ちになってもすぐ切り替えられるんで、そういう意味でもチームの一体感というのは大事だと思います。あと団体戦ですし、個人戦では味わえない試合の雰囲気でやるというのも大事ですね。5位決定戦は今日の課題を潰してしっかり50 mから勝っていくこと、30 m入る前に何十点差かつけて安心した状態で30 mに入ること、これに尽きると思います。ここまで来て勝ちたいと思っていない人は一人もいないと思うので、気持ちが強い方が勝つとは言わないですけれども、その気持ちと体が釣り合ったチームが勝つと思うので、しっかりと気持ちだけじゃなくて体のコンディションとかも2週間かけて整えて、絶対に勝つという気持ちだけは譲らないようにしたいです」
牧口和樹(政経2=明大中野)
「今日は全員が全員本調子ではなくて先週よりも10点20点下がってしまったので満足はいかないです。課題も見つかりました。勝ったんですけど悔しいというか、思い切り喜ぶことはできないです。この試合で負けたら今までが全部無駄になってしまうので、それで選手も応援も固くなっていました。(個人的には)50 mが射ってる感じは悪くなくてもっと点が出るような射ち感なんですけど、その射ち感と実際の点数がうまくかみ合ってくれなくて、真ん中に入らずにその周りに散らばってしまうという感じでした。そこが課題ですね。30 mはめずらしく金から外した射が3本だったんですよ。9点が多いといえば多いんですけど、でも金的から外したのが3本というのが自分にとって大きな成長だったのでそこは評価していいかなと思います。30mはうまくいったなと思ったものは入ってくれたのでこの感覚を忘れないように帰ってからすぐ練習して感覚を体に染み込ませたいです。今までのリーグ5戦で一回だけ620点台射ったんですけど、ほぼ630に近い点数で、それ以降は630は絶対に割っていなかったので良い意味で安定していると思います。試合で大幅に崩すということはなかったです。ただ選手選考の点取りではもっと出せていたので、満足はできないです。(試合と練習では何が違うか)背負うものとか、応援いるのもうれしいんですけど、期待に応えないといけないと思って気づかない内に体が固まっていたり、当てなきゃ当てなきゃと考えてしまっているからだと思うんですけど、それがなかなか治らないんですよね。(リーグ戦振り返って)この部に入ったときから出たいと思っていたリーグ戦に出られてうれしくて、56代の先輩方と出られる試合も少なくて、みんなの夢が懸かっている、王座に行くためのリーグ戦で先輩と一緒に射ててうれしいですし、誇りに思います。もちろん楽しかったんですけどこの1カ月間は思っていたよりも精神的にやられました。肉体的な疲労もないことはないですけど、それ以上に精神的に辛かったです。今までに経験がないことなので。やっぱり選手に選ばれたということは他の人を蹴落としてなっているので、そういった人たちの期待に応えないといけないですし、結果を残さないといけないのでそのプレッシャーをかなり感じました。先輩たちよりも自分たち2年の方が試合に出ている人が多いので、王座はもちろん自分たちの夢でもありますが、先輩方の方がより強く思っていたはずなので、それに近づく手助けをできたという意味では良かったと思っています。(5位決定戦は)絶対勝ちます。自己新も出して、チーム新の3900点も出して、もう相手をぼこぼこにします」
【女子】
牛久保
「(王座が決まった)本当に安どと感謝といろいろ相まってます。(感謝は)同期の平塚を始め、男子にも、後輩にも、OB・OGにも。感謝しかないです。自分一人では絶対無理で、いろいろ助けていただいたので。助言していただいたり喝を入れていただいたり。自分が気が付かないことを後輩には気づいてくれたり。(最後は同期の平塚に送り出された)最後はもう決まったって思った瞬間に涙が出てきちゃったんですけど。初めて会ったときからずっとライバルで仲が良くなかった時もあったし、ずっと比較されてきた中でもめたりとかもしたんですけど、最後は信頼し合ってお互いのことをいいところも悪いところも分かる関係になれました。彼女はまだ悔しいまま終わってると思うので、王座は二人でうちたいと思います。リーグ戦は後輩が頑張ってくれたので本当にありがとうと言いたいんですけど、王座はいただくぞと。今度はチームで誰が出るかという戦いになってくると思うので、いいチームならさらに相乗効果でみんな高いレベルで王座を迎えることができると思います。今までにないレベルで王座に挑むっていうのがこれからの目標です。(リーグ戦を通して選手が団結していた)そうですね。リーグ戦中に一人入院するし、腱鞘炎になるし、ハプニングもいろいろあったんですけど、みんなでそれを支え合いながらやって来られたと思います。点数でそれをカバーしてくれる子もいれば、メンタルでカバーしてくれる子もいるし。私は喝を入れる。選手全員が自分のやらなきゃいけないことを分かっていて、チームのために自分のために考えてくれてたからこそ、そうなったのかなと。誰もベクトルが他に向いていなかったので、みんな同じ方向を向いてくれていたからできたことなのかなと思います。(王座での目標は)今までは2回戦敗退だったので、その先に行きたいです。男子と一緒に王座に行けたらなと思います」
河西
「今日は全体で言うと中央に絶対負けられなかったので、最初から応援も選手も気合が入っていました。50mの1エンド目がコールが多かったので相手を圧倒できたと思います。私はまた600点前後をうろちょろしてて、落ちたり突出した点数が出なかった。いい意味で安定しています。今日に関しては本当は600点を超えたかったんですが、598点だったので、まあ褒めてやろうと。(王座出場)すごくうれしいです。5戦目に入る前に1年間のこととか、1年生のときのこととか考えました。1年生のときは点数を出せずに勝っていたけど、今はみんなで点数を出して勝ってる。2年生のときに的を射てない時期とかもあって。いろいろ思い出してしんみりしました。だから本当に王座に行けてよかったです。この勝利もうれしいけど油断せずにもっと練習していきたいです。明治は全員で勝ってる。前王座に出場したときは深澤先輩が点数で引っ張って、その先輩がいなかったら王座に行けなかったかもしれないですね。それを考えたら今の明治はみんなが安定して点を出しているから安心感があります。誰かに頼ってるチームではない。応援も選手も。(チームメート)支えてくれる人だし、目標にもなるし、ライバルにもなる。みんなからもそう思われていたらいいですね。(王座での目標)絶対に選手になることを目標。射線の向こう側に立って、そこで吸収したことが、私が次チームを引っ張っていく上で大事なことになると思います。来年のリーグでまた勝って王座に行って、そのときに王座ってこういうところだよって後輩に伝えたいです」
三國
「楽しかったです。チームの雰囲気がよかった。応援も歌がたくさんあって、楽しかったです。最終戦だったし。一応目標としていた点数よりも出ました。前日の練習でだいたいこのくらいの点数が出るっていうのは分かるんですけど、先週に比べたら感覚がよくなくて、出ないなって思っていました。でも思ったより出て気分的には晴れやかです。(王座決まって)うれしい。まとまりがあって、選手と応援が一体になってると思います。とくに今週はすごく力になりました。(王座での目標)弓を引く重さが軽くて、70mが届かないくらいなので、ポンドをあげて70m射てるようになりたいです。練習を積みたいです」
菊地
「50mが点が思うように出ませんでした。でも今週体調を崩して練習できなかった割には出たと思います。600点超えればいいかなって思っていました。自分を素直に褒めてます。木曜あたりから頭痛がひどくて風邪を引いたみたいで。先週と違って有声応援だったので雰囲気はよかったです。2年生の4的8番の小林が射線に入る前に声かけをしていて、すごく元気をもらいました。(王座決まって)すごくうれしいです。去年のリーグも少し応援に来ていて、先輩方が行けなくて悔し涙を流しているのを見ていました。だから今年は本当に行けてよかった。男子は前田先輩が絶対的エースで、女子はエースがいないって言われてるけど、それがよかったなって思うときもあるし、不安に思うこともある。(王座での目標)とにかく選手に選ばれること。70mは好きなので、頑張って射ちたいです」
堀栞(政経3=春日部共栄)
「今日は全然ダメでチームに申し訳なかったです。緊張して体が硬くなって、引きが甘くなっちゃって。最近いつも肩に弦が当たってしまうようになってしまいました。今日もそれが出ちゃって外れた。リーグが1戦から4戦通して、出てはいたけど、調子悪くてチームに貢献できていませんでした。今週は少し調子がマシになっていたので、もしかしたら貢献できるかなと思っていました。でも結局だめで申し訳なかった。私がだめでも責めずにそれぞれが頑張ってくれるので安心して射てるからいいです。エースがいるとその人に頼ってしまうので、その人がこけたときに大変だと思うので。全員が明治の中で1番になれるって気持ちを持てる。(王座出場)純粋にうれしいです。王座までに調子を戻して、選手になりたいです」
榎本真那(営3=明大中野八王子)
「(王座出場が決定)とてもうれしいです。もちろん王座が懸かっていましたし、負けてもまだ次があったんですけど先に決まってまずは一安心です。(4年生は最後のリーグ戦)4年生の先輩には普段の生活の時からアーチェリーの面でも本当にお世話になっているので、この代の先輩が王座に行けたことは本当に良かったと思います。(調子は)良かったと思います。リーグ戦の最初の方が調子が悪くて試合出られなかったんですけど、少しずつ右肩上がりで来ていたと思います。次の3位決定戦とかに向けていい流れで来ているんじゃないかと思います。(王座メンバーの選考も始まる)メンバーに入れるように頑張りたいです。」
小林
「(最終戦への意気込みは)本当に的を狙うのが怖くなっちゃって、弓を持つことすら怖くなってしまって申請を出してしまっていいのかっていうくらいの感じだったので。(怖くなったのは)点数を意識してしまって、低い点数をうつのが怖くて手が震えて的がうてなくなちました。牛久保先輩にLINEで『平常心で、自分の今できることをやるように』と言われて。この状態なので、点数ではチームに貢献できないなと思ったので、声を出して、リーグ戦5戦の中で一番声を出して、何が何でも盛り上げてやろうと思っていました。(仲のよい小笠原も復帰)やっぱり力になりますね。昨日小笠原先輩から連絡来て来るまでに盛り上げておけよと言われたので、今日は声を枯らすつもりで声を出してました。本当に普段はこんなに出さないんですけどね。(王座の目標は)選手になるかならないかだと思います。まだ70mは打ったことが無いので。ならなかったとしてもそれはそれで、王座に行くのは明治っていうチームなので、明治のチームとして応援を精いっぱいしたいと思います」
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