
室屋がFC東京の特別指定選手に!
【西田理人】
室屋のコメント
――どのような経緯で特別指定選手に選ばれたか
室屋:結構前からFC東京のスタッフさんに声を掛けられていて、1番最初にそういう話をくれた。大学1年生の時にも練習に参加させていただいていたので。SBでいい選手がたくさんいるから、早く上でのレベルでもやりたかったから決めさせてもらった。やっぱりより上のレベルでやりたい気持ちが強かった。具体的には2月くらいから話がきていて、本格的な話はしていた。明大やユニバとの両立の不安はない。神川(明彦)総監督と栗田(大輔)監督も後押ししてくれた特別指定なので。
――どのくらいの頻度で参加するか
室屋:月、火、水にFC東京の練習に参加する形になると思う。そして木、金は明治の練習に出て試合に出る。FC東京で試合に出られるチャンスをもらえたら、その週はFC東京でやる形になる。今のところはそういう予定。練習は来週から参加する予定になっている。
――FC東京のマッシモ・フィッカデンティ監督は長友佑都選手(平21政経卒=現インテル・ミラノ)の指導もしたことがある監督だが
室屋:自分は自分なんであまり考えないことにしている。監督とはまだ話していなくて、何度か試合を見てくれて評価はしていただいてるとは聞いてる。主に強化部長の人と話が進んでいったので。
――長友との比較について
室屋:最終目標はプロ入りではなく、日本代表に選出され活躍することなので、そういった意味では憧れだし、真似ていきたい部分もある。でも自分としてはSBとしてのタイプは違うと思っているし、自分は自分なので特別意識はしていない。
――武藤嘉紀選手(FC東京)について
室屋:大学1年生のアミノバイタルにマッチアップしたのが印象的。その時から武藤選手は有名だったので、能力の高さはその時から際立っていたし、止めるのが難しかった。一緒に大学リーグでやっていて、FC東京へいって日本代表でも活躍しているので、自分もそのくらいの勢いで上のレベルでやりたい。そういった意味では尊敬している。サッカーをやっているので、目標はA代表に入ることだし、FC東京のA代表の選手がいる中で練習できるのは特別な経験ができると思う。そっちのレベルで自分もできるように、練習からやっていきたい。
――FC東京のDF陣の印象は
室屋:SBの選手は太田君(宏介=FC東京)だったり、徳永さん(悠平=FC東京)であったり、日本代表レベルの選手がいる中で学べるところは多いと思う。だからこそもっとチャレンジして自分の良さを出していくと共に、そういった選手の技術面だったり精神面をどんどん盗んでいきたい。監督も若手にどんどん出してチャンスを与えてくれる監督だと思うので、練習から頑張っていればチャンスはくると思う。
――FC東京での抱負は
室屋:とにかく運動量や攻撃の面で違いが出せると思っているので、そこを見てほしいです。
◆室屋成 むろやせい 政経3 青森山田高出 174cm・65kg サイドバック
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