連敗喫し3位決定戦へ/京王電鉄杯

 京王電鉄杯の2日目は、ともに1部校の慶大、青学大と対戦。先週の2連勝に続けて勝ち星を伸ばしたいところだったが、2試合連続で70点を超える得点を許し、2連敗を喫した。青学大が専大に、慶大が日大に敗れたことで、明大、日大、専大が2勝2敗で並び、直接対決で両校を上回る明大が2位となった。最終日の明日はBブロック2位の早大と3位決定戦に挑む。

<慶大戦>

 スターターは齋藤拓実(営2=桐光学園)、吉川治耀(情コミ2=京北)、吉本健人(法4=藤枝明誠)、秋葉真司(政経4=能代工)、宮本滉希(政経2=明成)。

 慶大に3月の六大学リーグ戦に続いての敗戦を喫した。「20点離されてもおかしくない」(小玉一人総監督)というほどミスを連発し、何度もつくった追い上げムードを生かしきれなかった。6点のビハインドを背負っていた迎えた第2クオーターには開始直後から相手に連続得点を許してしまい、開始3分弱でたまらずタイムアウト。そこから黒崎海斗(営4=新潟商)と秋葉の連続3Pシュート、さらには吉本のアシストを受けた伊澤実孝(政経4=愛知産大工)のゴール下と、わずか50秒あまりの間に8得点を挙げ猛チャージをかけるも、その後が続かなかった。速攻を狙ったパスが相手にカットされ、反対にバスケットカウントを決められてしまうと、前半終了間際にもバスケットカウントを許し、慶大との差を縮めきれずに終わった。後半も大きく相手を上回ることはできず、試合終了残り1分半からの猛追もわずかに及ばず71―76で敗れた。

<青学大戦>

 スターターは齋藤、吉川、吉本、秋葉、宮本。

 一つ前の慶大との試合に敗れ「どう修正するのか楽しみ」(小玉総監督)と臨んだ青学大戦。しかし、序盤から高確率で決まる青学大のシュートの前に開始1分で0―7と離されてしまう。タイムアウトと選手交代でなんとか盛り返すも18―28の10点ビハインドで第1クオーターを終える。その後は攻守に渡りハードワークを見せ続け第2、第3クオーターをイーブンで食い下がるも、第1クオーターで背負った10点のビハインドのまま迎えた最終クオーターは、中盤でのハードワークが響いたのか、点差を詰められずに再び離され60―74で敗戦。金星を挙げることはできなかった。
 それでも攻守で体を張り、何度も得点に絡んだ宮本や多くないプレータイムで得点を稼いだ森山修斗(政経1=瀬田工業)など奮闘は見せた。

 この日2敗を喫し、2勝2敗となったが他チームの結果によりブロック2位で3位決定戦への進出が決まった。六大学リーグ戦と同じく最終日の相手は早大。前回は58―51で勝利しているが、簡単な相手ではない。きっちりと勝利を挙げ3位を勝ち取りたい。