
樋口、矢島 代表入りならず/日本選手権
200mバタフライの矢島優也(政経1=春日部共栄)は4位、200m個人メドレーの樋口恵夢(情コミ1=市川学園)は8位で、ともに世界選手権の代表入りを逃した。住吉茉莉(情コミ4=成田)は女子50m自由形決勝で5位に入賞。また、男子200m平泳ぎで連覇を狙う小日向一輝(商3=千葉商科大付)は、準決勝4位で11日の決勝進出を決めた。
日本新が出たハイレベルなレースについていけなかった。50mを7位で折り返したところから挽回する余力はなく、以降は8位に落ちそのままゴール。2分14秒55と、タイムも思わしくなかった。いつもならバタフライを落ち着いて入り、背泳ぎから加速し巻き上げるというレース展開。ところが、決勝では「予想以上に最初からきつかった」と、序盤から想定外のレース運びになった。背泳ぎ以降から持ち直そうとしたが逆効果。「上げようとして空回りした」と泳ぎに力みが出てしまい、負の連鎖に陥ってしまった。準決勝が2分12秒82と好タイムだっただけに「決勝で落として残念」と未練を残した。
高校総体で3連覇を遂げた得意種目でありながら、自己ベストは高校1年次の2分12秒00のまま。高3辺りから不調続きを感じていたが、今大会準決勝でベスト間近のタイムで泳ぎ「(不調から)抜け出せたかな」と好感触を得ていた。復調の兆しを見せる樋口は、世界選手権の代表を目指して最終日の400m個人メドレーにも登場する。
樋口 力出し切れず8位
日本新が出たハイレベルなレースについていけなかった。50mを7位で折り返したところから挽回する余力はなく、以降は8位に落ちそのままゴール。2分14秒55と、タイムも思わしくなかった。いつもならバタフライを落ち着いて入り、背泳ぎから加速し巻き上げるというレース展開。ところが、決勝では「予想以上に最初からきつかった」と、序盤から想定外のレース運びになった。背泳ぎ以降から持ち直そうとしたが逆効果。「上げようとして空回りした」と泳ぎに力みが出てしまい、負の連鎖に陥ってしまった。準決勝が2分12秒82と好タイムだっただけに「決勝で落として残念」と未練を残した。
高校総体で3連覇を遂げた得意種目でありながら、自己ベストは高校1年次の2分12秒00のまま。高3辺りから不調続きを感じていたが、今大会準決勝でベスト間近のタイムで泳ぎ「(不調から)抜け出せたかな」と好感触を得ていた。復調の兆しを見せる樋口は、世界選手権の代表を目指して最終日の400m個人メドレーにも登場する。
矢島 悔しい4位
代表入りとはならなかった。序盤は出遅れるも、100mのターンで4位に浮上。前半を抑え後半上げていく予定だったが、伸びを欠いて前に追い付くことはできなかった。タイムも準決勝から少し落とし「泳ぎ込みが足りない」と悔しさを見せた。代表入りが懸かっていたレースとあって、精神的な課題もある。「チャレンジャーだったので他の選手よりは気持ち的に楽だったはず」と肩を落とした。
住吉 自己ベストを更新
「素直にうれしい」と笑顔を見せた。自己ベストを0秒09更新し、日本選手権では自身最高順位となる5位。「後半気持ち良く上げていくことができた」と準決勝からうまく修正し、納得の泳ぎだった。
昨年に続いて、2月に1ヶ月間メキシコで高地合宿を敢行。昨年はB決勝止まりだったが「今年は行って良かった」と好調を維持している。目標としていたユニバーシアード代表にも一歩前進した。11日に行われる本命の100mでも上位を狙う。
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