
小日向・細田ともに明日の決勝進出/日本選手権
世界水泳とユニバーシアードの代表選考会を兼ねる日本選手権。初日の7日は、100mバタフライに出場した細田梨乃(情コミ2=湘南工大付)、100m平泳ぎに出場した小日向一輝(商3=千葉商科大付)がともに好タイムで決勝進出を決めた。400m自由形の平井彬嗣(政経4=市立船橋)は予選9位で決勝を逃した。
細田 2位通過
復調を感じさせた。100mバタフライの準決勝1組に登場した細田は浮き上がりからトップに立ち、そのまま1着でゴールした。タイムは予選よりわずかに速い59秒53で、2組で58秒63で泳いだ星(ミズノ)に次ぐ2位。それでも、59秒を切ることを目指していただけに、泳いだ後は「理想のタイムじゃない」と顔をしかめた。初日は同種目予選と50m背泳ぎ予選にも出場し、このレースが3本目。疲れが残っていたことも否めない。しかし明日控えるレースはこの決勝のみ。「1本にかけたい」と優勝を狙っている。5年前に出した自己ベストタイム58秒45切りも目前だ。
小日向 100平で決勝へ
午前中の予選は10位通過だった小日向はしっかりと反省を生かした。「予選は上げ切らずに終わったので、その分上げた」と、準決勝のレースで修正。泳ぎの動作を早くするよう意識して、自己ベストにあと0秒03に迫る好タイムで泳ぎ切った。準決勝では5位。しかし今日の泳ぎにも「(手を)かく感覚がはまってきていない」と反省。修正点はまだあると話した。
小日向は200m平泳ぎを得意としており、この種目での日本選手権級の決勝進出は8位に入賞した昨年の同大会が初めて。五輪メダリストの北島(アクエリアス)ら強豪がひしめく上位に、今年はどこまで食い込めるか注目だ。
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