(4)【瓦版】最強布陣でリーグ開幕 狙うは優勝
(4)【瓦版】最強布陣でリーグ開幕 狙うは優勝
黄金世代に課せられた使命はタイトル奪還だ。昨年は得失点差に泣き4連覇を達成した専大に及ばず、リーグ戦準優勝。4月4日のリーグ開幕戦を皮切りに、ついに勝負のシーズンが始まる。悔しさを知る黄金世代が今年こそ雪辱を果たしてみせる。
今シーズンのチームスローガンは『原点』。明大サッカー部の3原則(球際・運動量・切り替え)をあらためて見つめ直し、本質を追い求める。栗田大輔監督新体制の下、掲げるは総理大臣杯、リーグ戦、インカレの3冠だ。「やっぱり負けるとつまらないし、試合は全部勝ちたい。取れるタイトルは全部取りたい」と和泉竜司主将(政経4=市立船橋)。勝ちにこだわる栗田イズムは既にチームに浸透している。
奪還のため着手したのは得点力の向上。「決めるべきところで決める」(栗田監督)。昨年のリーグ戦では決定力不足が響き、最少失点ながら得失点差で2位に終わった。今年はエース和泉、FW藤本佳希(文4=済美)ら攻撃陣により大きな期待が懸かる。「自分にプレッシャーも掛けて、決めなくてはいけない」(和泉)とゴール前の最後の質を求める。
原点
今シーズンのチームスローガンは『原点』。明大サッカー部の3原則(球際・運動量・切り替え)をあらためて見つめ直し、本質を追い求める。栗田大輔監督新体制の下、掲げるは総理大臣杯、リーグ戦、インカレの3冠だ。「やっぱり負けるとつまらないし、試合は全部勝ちたい。取れるタイトルは全部取りたい」と和泉竜司主将(政経4=市立船橋)。勝ちにこだわる栗田イズムは既にチームに浸透している。
奪還のため着手したのは得点力の向上。「決めるべきところで決める」(栗田監督)。昨年のリーグ戦では決定力不足が響き、最少失点ながら得失点差で2位に終わった。今年はエース和泉、FW藤本佳希(文4=済美)ら攻撃陣により大きな期待が懸かる。「自分にプレッシャーも掛けて、決めなくてはいけない」(和泉)とゴール前の最後の質を求める。
頂点
機は熟した。和泉を筆頭に全日本大学選抜経験者は6人。まさに黄金世代といえる。DF山越康平(法4=矢板中央)を中心とした堅守に加え、和泉、藤本ら強力アタッカー陣をMF差波優人(商4=青森山田)が変幻自在に操る。攻守においてバランスの取れたチーム力は大学屈指だ。また昨年の悔しさを知るメンバーが多く残り、栗田監督は「みんなが経験豊富だし、いろんなことを味わっている。そこには信頼というか期待をしている」と語る。現4年生はいまだ日本一の経験がないが、史上初の3冠達成で「歴史を塗り替えたい」と髙橋諒(文4=国見)。「惜しかった」はもういらない。悲願達成へ、黄金世代がまず一歩大きく踏み出す。
【鈴木拓也】
関連記事
RELATED ENTRIES