
早大に勝利 準優勝で終える/東京六大学リーグ戦
最終戦は早大との対戦となった。第1クオーターをリードして終えたものの、新入生のみで臨んだ第2クオーターに逆転を許してしまう。メンバーを戻して戦った後半に再び逆転すると、最後はブザービーターも決まり7点差で勝利。4勝1敗で慶大と並んだが直接対決で敗れているため、準優勝で全日程を終えた。
スターターは齋藤、吉川治耀(情コミ1=京北)、小谷拓哉(文2=育英)、秋葉真司(政経3=能代工業)、吉本健人(法3=藤枝明誠)。
敗戦からの立て直しを見せた。大敗を喫した前日の慶大戦。「全くのノーディフェンスだった」と長谷川聖児ヘッドコーチが振り返る内容だったがこの日は持ち直した。脚を動かすことで相手の動きに食らい付き、失点はわずか51点にとどめた。慶大戦での89失点から、大幅な改善を見せた。高い位置でのスティールなどから、早い展開でゴールまでもっていくシーンも見られ、攻守のつながりは光った。オフェンス面では決めきれないシーンもあり、得点は伸びなかったが「今はシュートを打つという実績だけをつくってくれればいい」(長谷川ヘッドコーチ)とチーム全体のオフェンスへの姿勢を評価した。
新体制になってから日が浅い中での試合となったが、長谷川ヘッドコーチは「有効に3日間をつかえた」と結果以上のものを見出している。3週間後には京王電鉄杯が控えている。新チーム初の公式戦となるトーナメントへ向けた最終調整の場だが、そこまでにチームの完成度を少しでも高めたい。
関連記事
RELATED ENTRIES