明大として最後の岡田はベスト4/東京選手権

2015.03.16
明大として最後の岡田はベスト4/東京選手権
 4年生が明大として最後の大会を終えた。男子シングルスで勝ち残っていた一人、岡田崚(商4=愛工大名電)が最高で結果は3位だった。全日本選手権2位の神巧也(政経4=青森山田)は7回戦で敗れた。

 最後まで見せ場をつくった。激しいラリー戦からバックハンドを急に早いタイミングで打ち、準々決勝の相手、高木和(東京アート)もうならせた。吉村(野田学園高)、時吉(ZEOS)の強豪を破ってのベスト4。「自分の今できる技術を一個一個やっていった結果強い人にも勝つことができた」と岡田。技術面、戦術面で入念に準備することが実を結んだ。

 後輩には明大卓球部として自分よりも強い相手にどうやって勝つのかを考えてほしいと岡田。4年生は明大としては最後だが、また新たな舞台で卓球界を盛り上げる。

 新たな楽しみも増えた。男子ダブルスで松下海輝(商3=希望が丘)・船本将志(政経1=野田学園)組が初の大会でランク入り。そしてこれから入る新入生もレベルの高い能力を持っている。2年連続グランドスラム達成に向け再びスタートラインに立つ。

[吉田周平]