松下・船本組が同士打ちを制しベスト4/東京選手権

2015.03.14
松下・船本組が同士打ちを制しベスト4/東京選手権
 今年も数多くの実力者が集まる東京選手権が開かれている。中国・韓国など海外の選手も参加する今大会。そんな中、男子ダブルスで松下海輝(商3=希望が丘)・船本将志(政経1=野田学園)組がベスト4に進んだ。男子シングルスは6回戦までが終了し岡田崚(商4=愛工大名電)、神巧也(政経4=青森山田)、有延大夢(商2=野田学園)の3人が勝ち残っている。

 新たな強力コンビが誕生した。ペアを結成してから初の大会となった松下・船本組が堂々のベスト4まで進んだ。これまで松下は神、船本は岡田と、ともに4年生と組んでいた。しかしその4年生の卒業に伴い組んだという。今回、いきなり準決勝まで進んだことに「まさか進むとは思っていなかった」(松下)と本人も驚きながら振り返っていた。
 準々決勝の相手は有延・町飛鳥(商2=青森山田)組だった。このペアは1年生の時に組んでおり、関東学生大会では優勝の実績もあった。このペアに対抗できるものの一つとして松下・船本組が考えたのはラリー戦に持っていく展開。「松下さんはラリー戦が強かった」(船本)ことで相手よりも打ち合いになった時にミスは少なかった。
 リーグ戦でのダブルス起用を目指すかとの質問に松下は少しためらう様子だったが、良い意味で明大ダブルスの席の奪い合いが激しくなるかもしれない。

 大会は4日目が終わり、男子シングルスでは岡田、神、有延がベスト16入りを決めている。岡田、神が明大としての最後の舞台でどこまで活躍するのかに注目だ。

[吉田周平]