
西田が準々決勝敗退 スプリントはポイント獲得ならず/全日本学生選手権
実力者の技に道を阻まれた。上位30人が通過できる予選を24位で通過した西田。迎えた準々決勝ではコース取りをうまく行うことができなかった。6人が一斉スタートで競われるため、走者同士の一瞬の駆け引きが勝負を分けるこの種目。レース序盤、西田は大外の好位置につける。しかし中盤には前を行く選手の作戦により進路をふさがれ、自分のペースに持ち込むことができなかった。理想のレースを展開できず「うまくやられてしまった」と西田。一度失った勢いを取り戻すことはできずに5番手でレースを終えた。
大会もいよいよ最終局面。最終日の2日はクロスカントリーのリレーが行われる。「みんながベストを尽くせる状態にしたい」とランナーのチーフを務める三上幹生(政経4=金山)。昨年度4位のメンバーが全員残っているため、今年は表彰台を狙う。総合入賞に向けても絶対に負けられない。
[小田切健太郎]
試合後のコメント
西田
「今日の目標は決勝に残ることだったので、結果には満足していない。準々決勝で2番以内に入っていれば決勝に進めたので、そこは大きなポイントだった。(準々決勝は)入りは良かったし、コース取りも悪くなかった。ただ、その後に全日本選手の人にうまく進路をふさがれてしまった。うまいことやられてしまった感じ。悔しさの残るレースだった。そこを避けることができなかったのは自分の力不足。大きく離されたのは一度下ってから登るところ。そこでその人たちのテクニックにやられてしまった。勢いが止まってしまった。今日の雪質だと後半は完全にワックス勝負。下りがひたすら平地なので。正直良くはなかった。周りの方が滑っていたのかなって感じ。今日感じたことは勝利への姿勢も足りていなかったということ。明日には絶対に負けられないリレーがあるので頑張りたい」
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