
北陸大に圧勝 三冠へ向け好発進/日本学生氷上競技選手権
終わってみれば圧勝だった。第1ピリオドにパワープレーからDF松金健太(法2=釧路江南)のゴールで幸先良く先制。しかし追加点が奪えず、第2ピリオド開始34秒に同点とされてしまう。その後のパワープレーでも再三のチャンスを決めきることができず、一時はひやりとさせる展開になった。それでも、失点から4分後にDF梶原聡人主将(政経4=北海道清水)が遠い位置から鋭いシュートを沈めて勝ち越し点を挙げると、そこからは明大のゴールラッシュ。第2ピリオドでさらに1点を追加し3点差とすると、第3ピリオドにはFW桂川涼(政経1=白樺学園)の2得点などで一挙に5得点。実力の差を見せつけ、試合を決めた。
この日はダブルヘッダーの日程が組まれており、試合終了の8時間後には法大との準々決勝が控える。今季の関東大学リーグ戦では1次、2次リーグともに5-1で勝利している相手だ。勝利はもちろんのこと「次の試合でどれだけ勢いを出せるか」(藤井匡智監督)と優勝へ弾みをつけるためにも重要な一戦になる。三冠への歩みは始まったばかりだ。
[高田悠太郎]
試合後のコメント
藤井監督
「昨日の練習がなく、ウオーミングアップ不足で最初が良くないことは分かってはいましたが、もう少しいろいろな面でしっかりしなければいけないとも思いますが、最後は点も取れましたし、後半徐々に体が動くようにもなって次につながる終わり方はできたと思います。合宿でもいい状態を維持できて、疲れが取れた状態でインカレに臨めています。リーグ戦からいろいろな面で精度が上がっているので、ミスは少なく試合ができると思います。ダブルヘッダーの1試合目ということで、少し抑えたいというような気持ちの部分もあったと思うので、次は全力が出せると思います。次の試合でどれだけ勢いが出せるかどうか、明日もあるという考え方ではなくて、出し惜しみしないようにやりたいと思います」
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