【瓦版】氷上の戦いは紫紺が制す いざ総合連覇だ!!/日本学生氷上競技選手権

 5日から北海道・釧路市で日本学生氷上競技選手権(インカレ)が開幕する。1年間の集大成へ――。スケート部3部門の力を結集し、男子は連覇、女子は4年ぶり総合優勝を目指す。

ジャンプ克服し3連覇へ
 西野友毬(政経3=武蔵野)はインカレ3連覇が懸かる。12月の全日本選手権では多くのジャンプで回転不足を取られ、14位という成績だった。スピンやステップ、表現力の部分では高い評価を得ているだけに、ジャンプでいかに得点を稼ぐことができるかがカギとなる。連覇を意識せず、最高の演技を見せる。[石渡遼]

チームワークでV目指す
 短距離エース・奥村雄樹(政経4=嬬恋)に注目だ。12月に行われた全日本学生選手権でスプリント部門6位入賞。インカレでも得意の500㍍で活躍が期待される。明大が得意としているチーム種目では、今季培ってきた高いチームワークで昨年団体6位の雪辱を果たす。個人とチーム種目で着実に得点を稼ぎ、8年ぶりの部門優勝を目指す。[常光純弘]

悲願の三冠へ 最終決戦
 20年ぶり三冠達成は目の前だ。圧倒的な攻撃力と手堅い守備を武器に、全力ホッケーに磨きをかけてきた一年。春の関東大学選手権、秋の関東大学リーグ戦を制したチームの団結力は最高潮に達している。残るは一冠。梶原聡人主将(政経4=北海道清水)は「強い明治で絶対に三冠を取る」と決意は固い。4年前、大会優勝を果たした釧路の地で。その目に映るのは三冠制覇の瞬間だけだ。[長堀笙乃]