
ルーキー2人が入賞/元旦競歩
ルーキー2人が入賞/元旦競歩
2015年最初のレースとなった今大会に明大からは高橋拓也(法3=西条農)、塩島亮太(法2=豊科)、野田明宏(商1=清風)、山口壱平(農1=東京実)の4名が出場した。ルーキー2人が入賞し競歩部門の今後の飛躍を期待させる結果となった。
野田が2位でゴールテープを切った。序盤は先頭を歩く小林(早大)に付いていたが「最初から全然だった」といつもの調子を出せず5kmあたりから離される。終盤はロンドンオリンピック代表で20km競歩日本記録保持者でもある鈴木(富士通)との2位争いを演じ見事制した。それでも「順位よりも記録」(野田)とこの結果に満足することはなく明大記録の更新という高い目標を前に悔しさをにじませた。もう一人の期待のルーキー・山口も前半は後方からのスタートとなったが「自分のペースを刻めた」と前を歩く選手を1人ずつ拾い最終的に入賞ラインである6位に入った。目標であった1時間24分台もクリアし「達成できてよかった」とほっと胸をなで下ろした。昨年失格を経験した塩島は今年も8km付近で失格に。リベンジに燃えていたため「力みすぎた」と肩を落とした。高橋も冬休みに入り体調を崩していたため普段の力を出す事はできなかった。
次なる目標は2月に行われる日本選手権だ。上位入賞と記録更新に闘志を燃やす明大勢。「ともに強くなっていきたい」と先輩である塩島も一目置く野田と山口、ルーキー2人の今後の活躍に注目が集まる。
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