【瓦版】西野、野添 日本一の決戦へ挑む/全日本選手権

 最高の舞台で明大勢が躍動する。フィギュアスケート全日本選手権が長野・ビッグハットで開幕する。明大からは西野友毬(政経3=武蔵野)と野添紘介(商3=東福岡)の2人が出場。群雄割拠の日本フィギュア界に新星誕生なるか。

「完璧な演技」を
 大舞台で結果を残す。西野は今季ここまで3大会連続優勝と波に乗っている。東日本選手権ではSP、FSともに今季最高得点を更新し連覇を果たした。今季の課題であるFS冒頭のトリプルルッツが完璧に着氷できればさらに得点の上積みが期待できる。昨年の全日本選手権は体調不良で思うような演技ができず悔しい思いをした。連続優勝で自信をつけ、リベンジを果たす舞台は整っている。「完璧なノーミスの演技をしたい」。西野の演技に注目だ。

3年連続の舞台
 結果にこだわる。男子のエース・野添は3大会連続の全日本出場を決めた。持ち味であるトリプルアクセルも高い加点を得ており、得点源となっている。全日本のFSでは2回のトリプルアクセルに挑戦する予定だ。おととし、昨年は22位、19位と上位の壁は高いが「失うものは何もないので最高の準備をして臨みたい」と気合十分。一つでも上の順位へ、野添が力強い演技を見せる。 

【石渡遼・橋本杏菜】