(2)喜多悠貴・末次慶太・皆浦巧

2014.12.18
(2)喜多悠貴・末次慶太・皆浦巧
[号砲まで、あと15日!]

第2回は、喜多悠貴(政経1=智辯学園)、末次慶太(理工1=山口県立西京)、皆浦巧(情コミ1=豊川)の1年生トリオ。初めての箱根を迎える3人に今の心境を語ってもらった。

喜多
――現在の調子はどうですか


 

案外長い距離とかも走れるようになってきました。高校の時より。シーズン前半にケガして、夏合宿終わるまで長引いて走れなくて、今年も試合は1回しか出ていません。なので全体で言えば体の調子は良くないです。でもケガのおかげで痛みとか出ても無理せずすぐにやめて、次につなげられるようになってきました。

――16人のエントリーに入って
実感はないです。やっぱり4年生の先輩が非常に強いので、実感はないです。差がありすぎる。主力の故障があったから、同級生でもう1人練習出来ている選手がいたんですけど、それがまた故障したので、割と繰り上がっていったって感じだと思います。

――どんな走りをしたいですか
もし出ることができたら復路になると思うので、その時その時で役割は変わると思うんですけど、一発を狙うとかじゃなくて安定して役割をこなしたいです。

――目標は何ですか
チームの目標はもちろん優勝です。個人では復路で活躍というよりは貢献したい、っていう気持ちはあります。メインはあくまでも先輩で、その中でも下を固める感じで今年は頑張ります。

末次


 

――現在の調子はどうですか
今まで走れない時期が続いていてようやく合宿で走れました。落ちるところまで落ちていたので、あとは調子が上がるだけだと思います。

――富津合宿での成果は
富津合宿での収穫は箱根を意識した練習なので、それに慣れたこと。あと上級生の箱根に向ける姿勢を間近で見ることができ参考になりました。

――本番が迫ってきているがどんな気持ちですか
まずメンバーに選ばれたことが信じられないです。選ばれたからには走るという自覚をしっかり持って、自分のできることを最大限やっていきたいです。走れなかったとしてもしっかりサポートに回り、ゴールで皆で喜べるよう頑張りたいです。

――どんな走りをしたいですか
箱根では個人でどうこうというより次につながる走りなどチームのことを第一に考えた走りをしたいです。

――チームとしての目標は
過去最強と言われるときにメンバーに選ばれて嬉しいです。チームとしての目標は優勝狙うしかないと思うので、優勝ですね。

――個人での目標は
個人としてはレース機会が少なくて地元と人たちにも自分が走るところを見せられていないので見せて恩返ししたいです。箱根駅伝は皆の憧れだと思うし、明治という伝統ある大学でエントリーされたということに単純に嬉しいというよりも、何だか感慨深いです。まだ走れるとは決まっていないですがひとまず箱根で走るという目標に近づいたと思えます。

皆浦


 

――現在の調子はどうですか
だんだん調子が上がってきて練習ができています。

――合宿での収穫は
夏合宿とかはヒーヒー言っていたんですけど、それに比べたらこの前の合宿(富津合宿)はいい感じにできたんじゃないかなと思います。夏よりも力はついてきていると感じています。

――16人のエントリーに入って
出雲も中止になったし、全日本も現地には行けなかったので、本当に力がなかったなっていうのは感じます。今回入ってもどうなるかは分からないので、とにかくいつでも出られるようにしとかないといけない。緊張はしてます。

――本番が迫ってきていますが
4年生が強いので4年生たちが優勝っていう形で終われるように、自分たちができることを精一杯やれればいいかなと思います。

――箱根での目標は
出たら出たで精一杯やって、補欠でも、やれることはたくさんあると思います。

◆喜多悠貴(きた・ゆうき)政経1 智辯学園高出 14分15秒28(5000m)

◆末次慶太(すえつぐ・けいた)理工1 山口県立西京高出 14分24秒45(5000m)

◆皆浦 巧(みなうら・たくみ)情コミ1 豊川高出 29分39秒31(1万m)

[取材:田中莉佳・辻成美・渡邊由理佳]

次回は新進気鋭のイケメンランナー・江頭賢太郎(商2=浜松日体)を特集します。アップは明日、12月19日(金)です。お楽しみに!