
インカレ初戦 愛知大にストレート勝利/全日本大学選手権
インカレ初戦 愛知大にストレート勝利/全日本大学選手権
まずは初戦を制した。大学日本一を決めるインカレが大阪で開幕し、明大は1回戦で愛知大と対戦。2セット目は途中までリードを許すなど初戦の硬さも見られたが、エース・杉本匠(政経4=聖隷クリフトファー)、與崎風人(政経3=鹿児島商)の強打で得点を重ねてストレートで勝利し、2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は姫路獨協大。3回戦で大体大と対戦する。
序盤から攻めた。東海1部リーグ4位の愛知大に対して両サイドから強打を次々に打ち込んだ。最後まで相手に主導権を握らせない盤石のバレーで大事な初戦の1セット目を25―16と大差でものにした。
初戦の硬さが出た。2セット目は序盤からリードを許す展開に。相手の思うように攻撃をさせてしまい、ブロックが機能しなかった。「1セット目を取れて油断した部分もあった」(杉本)と、自分たちのペースを崩した。タイムアウトを取り、流れを取り戻そうとするも12―16と後手に回った。ここで明大は2回目のタイムアウトを取り、ここから流れが一変する。與崎の連続得点で勢いに乗ると原潤一(文3=習志野)の速攻、ブロックで一気に逆転。最後は與崎が鋭いスパイクを打ち込み、相手の流れを断ち切った。25―23と2セットを連取した。
チーム力で勝ち取った。3セット目はケガ明けの有田賢史(政経4=福岡大大濠)に代え秋季リーグで活躍した濱中俊生(商2=弥栄)を投入。「仕事をしっかりこなしてくれた」(杉本)と1点目からスパイクで得点を決めると、流れをつかんだまま相手を突き放す。中盤には7連続得点も決めるなど一方的な展開で勝利。2日目に望みをつなげた。
一戦も負けられない。トーナメント形式で行われるインカレでは一つのミスが命取りになる。初戦は難なく制したが、2回戦以降も強豪と当たることが予想される。大一番は3日の3回戦の大体大戦だ。2回戦では筑波大を下すなど勢いに乗っている。ここで勝ち星を挙げ、一気に優勝へ近づきたい。
[石渡遼]
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