(8)インカレ瓦版
重い重い鉄の塊を身一つで持ち上げる。戦う相手は周囲にいる敵ではなく、ただここに存在する自分自身。自らの限界を打ち破るため、近くには仲間がいる。お互いを高め合い、新たな記録を打ち立てる。それが明大ウエイトリフティング部だ。
11月28日から始まる全日本大学対抗選手権(インカレ)に先駆け、明大ウエイトリフティング部の魅力を<お伝えします! 同期同士だからこその素顔が垣間見える学年ごとの座談会、今までの戦いを振り返る写真館、そして今年度新たに入部した3人の女子マネジャーへの密着取材と盛りだくさんの内容でお届けします。どうぞお楽しみに!
チームの大黒柱・原亮太主将(法4=須磨友が丘)が連覇達成に挑む。昨年度の同大会優勝を契機に、今年度も全日本大学選抜、全日本学生個人選手権でタイトルを獲得。5月には全日本選手権に出場を果たすなど大躍進を遂げている。持ち味は、その本番強さに起因する高い成功率とジャークの安定感。「クリーンを成功させたら、刺しも成功するだろうと思わせる安定感がある」と、その技術には本多達雄監督も太鼓判を押す。「もう一度、チャレンジャーとして臨む。恩師に最後の恩返しができるように、有終の美を飾りたい」。昨年度優勝を果たした男子62㎏級の舞台で、昨年を上回る実力を証明する。
11月28日から始まる全日本大学対抗選手権(インカレ)に先駆け、明大ウエイトリフティング部の魅力を<お伝えします! 同期同士だからこその素顔が垣間見える学年ごとの座談会、今までの戦いを振り返る写真館、そして今年度新たに入部した3人の女子マネジャーへの密着取材と盛りだくさんの内容でお届けします。どうぞお楽しみに!
最終回となる第8回は、インカレ瓦版です。
大学日本一を目指せ!
大学最高峰の舞台、全日本大学対抗選手権(1部)が今日から3日間にわたって行われる。14年度の優勝を最後に、11年間優勝から遠ざかっている明大だが、過去には昭和33年から4年間は連続優勝、全9回優勝を果たした古豪の歴史を誇る。今年こそ、栄冠を奪還してみせる。
連覇を懸けて
チームの大黒柱・原亮太主将(法4=須磨友が丘)が連覇達成に挑む。昨年度の同大会優勝を契機に、今年度も全日本大学選抜、全日本学生個人選手権でタイトルを獲得。5月には全日本選手権に出場を果たすなど大躍進を遂げている。持ち味は、その本番強さに起因する高い成功率とジャークの安定感。「クリーンを成功させたら、刺しも成功するだろうと思わせる安定感がある」と、その技術には本多達雄監督も太鼓判を押す。「もう一度、チャレンジャーとして臨む。恩師に最後の恩返しができるように、有終の美を飾りたい」。昨年度優勝を果たした男子62㎏級の舞台で、昨年を上回る実力を証明する。
総合力で勝負
原だけではない。3年連続インカレ出場を果たしている畠山桂(政経4=能代工)、1年次から3年連続出場を果たし、今年度全日本学生個人選手権優勝を果たした西岡翔吾(政経3=洲本実)など、実力ある選手が脇を固める。優勝には、昨年度優勝を果たした日大、昨年・一昨年連続優勝を果たした法大の厚い壁が立ちはだかる。今年度は8人中5人が3年生以下の若いチーム。下級生の粘りが順位を大きく左右する。
「競技をするのはもう最後かもしれない。悔いを残したくない」(佐藤光・政経4=宮城農)。4年生の強い思いに下級生も全力で応える。東日本新人選手権で2位に入賞を果たし、メンバーで唯一1年生の後藤将(政経1=川口)は「インカレには大学の命が懸かっている。最初に出る自分でスタートダッシュができればいい」と気を引き締める。今年こそ、大学日本一の座に返り咲く。
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