(6)2年生インタビュー「4年生のために」
<玉置裕也・文2=大商大堺>
玉置:高校3年間と大学2年間だから5年。
――拳法を始めたきっかけは何ですか
玉置:親がやってたのもあるし、勉強できなくて高校は私学しか行かれへんみたいになってて、そこから大学行くのも難しかったから、拳法したら推薦とかでいい大学行けるから頑張れみたいなこと言われたからかな。
――自分の拳法のスタイルは何ですか
玉置:高校の時は組み主体の立ち技とかやったけど、最近は体格差とかあって通用せえへんくなってきたから立ちメインで練習して何でもできるようにかな。決めてとかはないけど、どれも平均的にできるみたいな感じかな。
――拳法のここが楽しいというのは
玉置:拳法は無差別級やから体格差がある中で勝つとかを研究するのが楽しいかな。柔道上がりの人とかいたらどうすればいいかとか、色々と個性が出るし、その個性と個性がぶつかり合ってるからみんなの個性が見れるね。一番は自分の個性が出せる事が楽しいかな。
――自分の個性というのは
玉置:おれは負けず嫌いやから、拳法にしても1回でも下がったら自分的には負けてるとか押されてるみたいなイメージがあってすごい嫌だね。だから相手が下がったところを狙って打つのがおれのスタイルかな。拳法始めてから負けず嫌いなのが出てきたのはあるかな。
――今年は後輩ができましたけど
玉置:メンバー争いで後輩に負けるのが嫌やから、負けた時はすごい悔しいし、自分の拳法にまだ自信が持ててないから緊張感は出てきたかな。今まで1年生で出てた時は負けても先輩たちが何とかやってくれるだろっていう立場におった。でも今は次3年生やし、去年思ってたことと逆で自分が勝たなあかんっていうイメージが強くなって、試合で緊張することが多くなったかな。
――去年、主将やりたいって言ってましたよね
玉置:そうやね。新人戦のときは主将の立場だったけど自分が一番上やし、一番声出して盛り上げてやったろって感じだったかな。
――休みの日は何をしてますか
玉置:遊んでるか寝てるかかな。練習がきついときは家で寝て、たまにおばあちゃんの家に住んでるから、おばあちゃんとアウトレット行ったりしてるで。
――オフ期間はどのように過ごしますか
玉置:ウィンタースポーツとかしてるかな。スノボーとかスキーとかはクラスの友達と行ってるね。
――拳法以外のスポーツは
玉置:結構色んなのやってんで。体操、水泳、野球もやってたね。体操と水泳が一番長いかな。小学校から中学校までで、野球は中学の部活で。親が拳法するのは中学ではあかんて言ってて、そこで基礎体力をつけなあかんて言われたからやってた。
――原田君はどんな人ですか
玉置:見た目はいい感じかもしれんけど、なんかチャラチャラしたイメージがあるかな。でもすごい練習するのは好きだと思うね。
――原田君に一言
玉置:おれが主将になるから黙って付いて来い。
――最後に府立に向けて意気込みをお願いします
玉置:最後に4年生にいい思いしてもらいたいし、去年みたいにチームに貢献して、今までやってきた事を全部出し切れるように後悔ないようにしたいかな。
――ありがとうございました
◆玉置裕也(たまき・ゆうや)文2 大商大堺高出 174cm・82kg
<原田優介・法2=朝倉>
――拳法歴はどのくらいですか
原田:小学校からやって中学の時は部活やってたからあんまりやってなくて、でも高校のときからまたやってたから10年ぐらいかな。
――拳法を始めたきっかけは何ですか
原田:親に「空手と拳法どっちがいい?」みたいに言われて、保育園の年長とかだったから何にも分からんくて適当に「けんぽー」って言って拳法が始まりました。本当に適当に響きで選んだかな。
――拳法のここがおもしろいというのは
原田:自分のパンチが当たったとかじゃないかな。殴られたらおもしろくないし、痛いし。パンチが当たったり自分が強くなっていくのが分かったりがおもしろいかな。
――自分の拳法のスタイルは何ですか
原田:体格も大きくないから相手のスキを突く左のカウンターとかかな。これが得意かな。
――自分はチームにとってどんな選手ですか
原田:やっぱり元気な分、チームを活気づけていきたいと思ってるし、その声を出して周りに広がっていったらいいなと思ってますね。
――高校時代の思い出は
原田:友達とほうきで空手ごっこして担任の目の前でほうきを真っ二つに割ってしまったことです。そんなやんちゃな高校時代でした。常にアホなことして練習中もたまにアホなところが出てしまうことがありますね。
――明るい性格なんですね
原田:そうですね。その明るさが時に良かったり悪かったりするので、そこをうまく使い分けることが僕の課題ですね。
――休みの日は何をしていますか
原田:基本、家におることが多いかな。遊ぶ時は遊んで、家でゆっくりしてようかなみたいな。YouTube見て1人で爆笑してますね。あと、K―1にハマってますね。同じぐらいの体格なのにこんなに違うんだみたいな。
――こんな技やってみたいみたいなのはありますか
原田:やっぱり回し蹴りじゃないですかね。あとはフックとか。拳法って基本真っ直ぐだからそういう技は見ていて憧れるからやってみたいかな。
――自分のアピールポイントは
原田:髪の毛のセットに凝っているので、しっかり決まってる時はいい感じなのでそこを見てほしいですね。
――玉置君はどんな人ですか
原田:関西人なのにあんまりおもしろくなくて、笑いのツボが浅くて、単位をしっかり取るし、僕のわがままを聞いてくれる。同期としていいライバルなんじゃないかな。あいつよりは強くいたいって思う。
――玉置君に一言
原田:主将になりたいなら、おれより大きい器を持ってください。じゃないとおれがなる。
――最後に府立に向けて意気込みをお願いします
原田:お世話になった4年生を勝たしたい。その気持ちが一番強いよね。今の先輩はそう思えるし、おれが4年生になっても優勝させてあげたいと思われる先輩になりたい。そうできるようにしっかり自分の仕事をします。
――ありがとうございました
◆原田優介(はらだ・ゆうすけ)法2 朝倉高出 168cm・63kg
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