(5)3年生インタビュー「勝敗のカギを握る期待の星」
<片山一騎・法3=大阪桐蔭>
――拳法を始めたきっかけはなんでしたか
片:これ載りますよね?恥ずかしいです(笑)。自分、高校から始めたんですけど一番最初は、マネジャーが多くて完全に女の子目的で拳法部入りました。最初は女の子目的で入ったんですけど、やっていくうちに競技が好きになっていきました。元々はサッカーやっていたんですけど、拳法部入りました。全ての原動力は女の子です。
――拳法の魅力はなんですか
片:対戦相手との相性だとか、オーソドックスとか、サウスポーとか人それぞれ違うんですけどそういうのを研究しながらこの人にはどう戦っていてくか、勝ちやすいとかそういうのを研究しながらやっていって勝てたときは相当嬉しいなって感じです。試合が近づくと対戦相手の名前とかYouTubeで検索してみ見て、見つからなかったらいつも通りの戦い方でいきます。
――いつも通りの戦い方を教えてください
片:相手との距離を大切にして戦っています。危ない距離にいないで、相手が無理に入ってきたところを一本決めるスタイルでやっています。
――明大に来た理由はなんですか
片:最初はスポーツ推薦で大学行くつもりはなかったです。1つの大会がきっかけでした。自分はその時、白帯で1級だったんですけど、自分たちの学年で一番強いって言われていた人にハイキックが決まって。そしたら関係者がどう?みたいな感じで来ました。あとは一人暮らしがしたかったからです。後大阪の方にいて、東京の大学に進学すると、すごいみたいな感じになるんですよ(笑)。
――試合前にすることはなんですか
片:コーラとレッドブルを試合前に飲んだら調子が良くなるってジンクスがあるのでそれで気合い入れるようにしてます。
――同期の石田さんの拳法での印象はどうですか
片:石田は回転が速いです。頭で考えているというよりかあいつは感覚で打ってきます。キックボクサーなんで、体に染み込んでいるというか。パンチのスピードとかは間違いなくあっちの方が早いんで、あいつと戦うときはいつも考えて遠距離で戦います。
――府立に向けてどうしていきたいですか
片:自分はケガが多いので、今年もケガで全然試合に出られなかったので、気を付けたいと思います。その分体力面とかも鍛えていきたいともいます。
――ありがとうございました
◆片山一騎(かたやま・かずき)法3 大阪桐蔭高出 173cm・73kg
<石田圭吾・文3=大商大堺>
――拳法歴と始めたきっかけを教えてください
石:拳法歴は6年、始めたきっかけは兄の影響です。兄も高校から拳法をやっていて「こういうのがあるんやで」って感じで紹介されました。
――他のスポーツ歴はありますか
石:キックボクシングは中学からやっていて、小学校の時は空手です。格闘技歴はゴリゴリですね(笑)。中学の時は野球もやっていました。
――拳法での一番の武器はなんですか
石:オールラウンドなんですが、一番といえば左の蹴りです。
――明大の進学理由を教えてください
石:早稲田からもオファーがあったので、良いかなとは思っていたのですが、兄が行っていたので…。それでも東京には来たかったので、次は明治かなという感じです。兄と同じところは嫌ですね(笑)。
――オフはどのように過ごしていますか
石:地元の大阪に帰るんですけど、キックのジムに行ったりしています。オフは体を動かす機会が少ないので、なまらないようにある程度の運動はしています。
――日本拳法の魅力はなんですか
石:やっぱりただ強いだけじゃ勝てなくて、頭も使わないと勝てないというところですね。頭、かき回します。もちろん事前の研究もですが、どれだけ落ち着いて戦えるか精神面の部分も。心は熱く、表面は静かに…って感じかな。
――今までで一番心に残っている試合はありますか
石:高校の最後の全国大会の決勝でぶん投げられて思いっきり負けました。そこからもっと強くならないと、と思うようになりましたね。
――同期の片山選手の紹介をお願いします
石:左の蹴りが良いです。でもケガであまり試合には出られていません。
――府立に向けて一言
石:前の東日本の大会でケガをしてチームに迷惑をかけてしまったので、恩返ししたいと思っています。4年生は最後ですし、勝って美味しい酒を飲んで、3連覇したいです。
――ありがとうございました
◆石田圭吾(いしだ・けいご)大商大堺高出
173cm・70kg
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