【瓦版】9年ぶりの秋制覇へ 中大討ちだ!/関東大学リーグ戦 対中大戦

 9年ぶりのリーグ制覇は目前だ! 前節で早大との死闘を制し、中大を抜き単独首位に浮上。次節で中大に勝利すれば、1節を残し優勝が決まる。リーグ制覇と同時に、3冠に王手もかかる重要な一戦。破壊力抜群の攻撃で中大を破り、最多34度目の優勝を狙う。

因縁の対決再び

 宿敵と再び優勝を懸けて戦う。中大とは今季の関東大学選手権決勝でも対戦。明大がGWS戦を制し優勝を勝ち取ったが、今季リーグ1回戦では敗れた。昨季もリーグ戦では2連敗を喫したが、インカレ準決勝では雪辱を果たすなど、紙一重の好勝負を繰り広げてきた。宿敵と呼ぶにふさわしい相手だ。FW大津晃介(法3=日光名峰)が「因縁もあるし、絶対に負けられない」と話すように、気持ちを前面に勝利へ意気込む。

カギ握る攻撃陣

 両チームの攻撃陣がカギを握る。明大は大津、FW大椋舞人(法3=白樺学園)が中心となる1セットが大きな武器。藤井匡智監督も「点を取るためのセット」と期待を寄せる。前節の早大戦でも、このセットで3点を奪い勝利の原動力となった。一方の中大はリーグ最多得点を誇る。昨季MVPの中島、現ポイント王の古橋ら主力を各セットに配置。試合を通して安定した得点力が武器だ。また、守備陣もここまでリーグ最小失点。昨季王者らしく攻守にスキがない。
「明治らしいホッケーをすれば負けない」(DF梶原聡人主将・政経4=北海道清水)。強気の姿勢を崩さず天王山に臨む。見据える先は優勝のみ。16日、12時30分に運命のフェースオフを迎える。

[長堀笙乃・高田悠太郎]