悲願のインカレ連覇を達成/全日本学生ライフル射撃選手権大会
狙うは3連覇だ。今大会では下級生の活躍も目立った。1年生で出場した竹澤隼(法1=竜ヶ崎第一)がARで優勝するなど、先は明るい。「3連覇目指して来年は男女ともに優勝したい」とさらなる高みを目指す。充実した戦力で迎える来季も「常勝明治」の名に恥じない結果を残す。
[原大輔]
試合後のコメント
中田
「4月から本格的に始まり、勝てるとは思ってなかったです。本当に弱かったので、それこそ三位に入れればいいかなという状態だったので、まさかここまでいい戦いをして最後こうやって終われるとは本当に思ってなかったです。優勝の要因は去年は先輩たちが強かっただけだと思っているので勝ちたいという気持ちが一つになったかなと思います。大会前から一年生がミスしたりとか色々あったんです。なんか始まる前から勝てると思ったんですよ。予感がありました。直前まではそんなに無かったですけど、10月入ってからみんな調子が上がってきて課題だったレギュラー陣がかなり調子上げてきたので大丈夫かなという感じでした。本当に行けるんじゃないかと思いました。そしたら来ちゃいました。夏に散々やったので、秋はもう今更やることないと思って、レギュラーは10月入ってから合宿やったんで、今更やることないという話はしてました。正直結果勝てたのは嬉しいですけど、もし負けててもこのチームで負けたら仕方ないなという感じでした。代わりはいないという感じです。他のレギュラーじゃない部員も頑張ってますけど、レギュラーはこのメンバーでしかなかったかなと思います。プレッシャーは他の大会に関してはなかったです。この大会さえ勝てば結局大学日本一で終わると分かっていたので、僕が1年生のときも明治そういう風に優勝したので。ここで決まると思っていました。春勝とうが秋勝とうがここで負けたら意味なかったので、全てひっくり返せたかなと思います。気持ち的な部分でだんだん近づいてきて勝ちたいという気持ちが下の子たちからも伝わってきたので、盛り上がったという感じです。技術的なこととかを特別なものにしたわけではないですし。それぞれがそれぞれなりに頑張った結果うまく結びついたという感じです。きちんとシール貼って表を作っていました。そういうのが結果に表れています。練習は特別なことはしていないです。合宿は10月は毎週しました。一泊二日なんですけど。一日練習して。レギュラーだけで。それでレギュラーは伸びました。自分と今日最後に撃って優勝を決めた齊藤というやつが伸びました。自分とあいつが普通にやれば勝てる状態だったのにそれができていなかったので、それが課題でした。気持ち的な、チームワークではないですけど、もう一度レギュラーで一致団結しようという意味でもレギュラーのみの合宿でした。話はしなくても分かっていたので下からは伝わってきてたので特にしなかったです。合宿はコーチにもやってもらったりしました。(日本一になって)疲れました。終わったなと。連覇したんだなという感じです。まだ。試合終わった後は泣きましたけど、今は落ち着きました。色々あったんですけど、疲れたなという感じです。主将についたときはプレッシャーはありました。なんで今年なんだと。去年優勝してと。でも、良かったです。終わりよければすべてよしと。今までのことは忘れました」
嘉山豪(理工3=海老名)
「今回は悪い部分がなかった。10mが調子よくて、初日だったので勢いづいた。成績としては自分の実力を出せた。(一番チームに貢献できたのでは)三姿勢だった。最後まであきらめずできた。普段の得点よりも低くて焦りもあったが、応援もあったし、インカレに向けて練習も一生懸命やっていたので。最後の3発狙った時に、『ここで10点出すために、今まで練習してきたんだ』と自分に言い聞かせた。それでファイナルに残って、3姿勢の団体も優勝できたので、嬉しかった。(合宿について)まとまった合宿の期間があると1日中撃てるので、自分の課題を見つけながら修正することができた。生田では10mしかできないので、割り切って平日は10mと構え、週末に他の練習とメリハリをつけた。お互いにレベルガ高いので、話し合ったり、他の人の撃つ瞬間を見てアドバイスをしたりと、刺激になった。やっていくうちに点もよくなったし、雰囲気もよくなった。勝とうという気持ちにもなれた。当たってない時の対処法も話し合った、色んな人の情報を共有できたのでよかった。悩んだという時こそ笑顔でいろとはみんなで言い合ってた。射座を離れた時も『笑顔、笑顔』と言ってくれて、気持ちを表情から変えていった。(3連覇)絶対に3連覇する。今回はできると思っていなかったけど。3姿勢でいけるという雰囲気になってそのまま優勝できた。来年は安心して優勝したい。今年は一人一人不安があって、優勝を目標にしていたが、自信がなかった。やっぱり前の4年生がいなかった勝てないとか言われ続けた」
齋藤暢哉(農3=仙台育英)
「練習から調子はよくて自信はあった。だけど、自分の撃つ順番が最後で、優勝するかしないかが懸っている場面でプレッシャーがあった。緊張して、自分の腕が不安になってしまった。みんなの声が聞こえてきたので楽になった部分もある。いい得点が出るとよしと聞こえてきて、後押しになった。とりあえず総合優勝とかは抜きにして、自分が結果出すんだと思って撃った。結果的に、一人一人が優勝するんだという気持ちが、いい点につながった。総合優勝となった。(合宿について)試合会場で練習をできたのは大きかった。手ごたえを得て、自信になった。(昨年からのプレッシャー)やっぱありました。去年はあんなに強かったので。4年生が抜けたから弱くなったと言われないように必死にみんなが練習した」
竹澤
「個人よりも団体で優勝できたことが嬉しいです。今のチームでやる最後の大会なので、他の大会よりももっと力を入れていました。自分のフォームが点数は出ててもまだ固まっていないというのがあって、自分の中で固定するというのを練習してきました。今回はその結果が十分に出たと思います。同じことの繰り返しをする競技なので、自分の中でそれが固まれば試合でも安定して点数を出せると思っています。チームとしての目標は去年今年来ているので二、三連覇できるかが重要になってくるのでそうすると今自分意外の一年生も戦力になってくると思うので、そこで一年生が育つかというのが大事なのかと思います。四年生の先輩方からしたら最後の大会だったりとかするので逆に一年生はプレッシャーを感じずにいけたと思います。のびのびと射撃をするのが自分の仕事だと思っていました。試合前に何回か合宿をやったんですけど、試合会場で場所慣れして、それだけでなく合宿で集中して練習することで自分の完璧じゃないというのはありますけど、抜けている部分が見つかったりとかあります。レギュラーだけ会場に来て練習していました。個人競技なので一人一人自分の課題があればそれを克服するために練習して、ない人は状態を維持するためにそこまでやりこまないで調整程度にという感じでした。外した後に続けて撃つと、外した焦りでいつもの射撃ができないかもしれないから一回からうち挟んで、置いてからという、一回間を置かせるためのものなので、今回それをやったら点数が出たのでそれが一番効いたと思います。山下コーチからのアドバイスです。団体だと来年は今年以上に必要戦力が大きくなると思うので三連覇目指して来年は男女ともに優勝したいです。個人としては来年には多分SBも持ってると思うので、今回優勝したARももちろんSBも結果を残したいです」
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