格上法大に敗戦 2勝2敗で最終戦へ/東京六大学女子対抗戦

格上法大に敗戦 2勝2敗で最終戦へ/東京六大学女子対抗戦
 六大学対抗戦3日目となるこの日は、2部所属の法大と対戦した。今季2部昇格を決めた明大にとっては絶好の相手。先制こそ許したものの、出だしは速攻が次々と決まり自分たちのリズムで試合を進め、2部常連校相手にリードして第1クオーターを終える。その後はディフェンスの良くなった相手に対し攻め切れず、逆に速攻を食らってしまい逆転を許してしまう。その後も点差を詰め切れず71―94で敗戦となった。明日は立大との最終戦に挑む。

 スターターは川副舞(理工3=富士学苑)、松本真衣(理工1=鵬学園)、伴真衣香(文3=東京成徳)、北浦彩加(国際3=大津)、萱沼史織(情コミ2=埼玉栄)。

 出だしは相手を圧倒した。開始から今季のチームの武器である守って速攻が機能。川副、伴などが次々と飛び出し、強引にゴールまで持っていく場面もあり得点を重ねる。守っても高さで勝る相手に対ししっかりと守り切り、相手のターンオーバーを誘発する。法大を勢いで圧倒すると相手はたまらずタイムアウトを請求。それでも流れは変わらない。ブザービーターでの3Pシュートこそ許したものの、終始優勢のまま第1クオーターを終えた。

 好調を維持することはできなかった。第1クオーターとは打って変わって第2クオーターはことごとくシュートがリングに嫌われ始める。相手がゴール下、3Pシュートと効率よく加点していくのに対し、明大はリバウンドが取れなくなりオフェンスが停滞すると第2クオーターはわずか8得点にとどまった。後半には得意の速攻も飛び出しリズムを取り戻したが相手ディフェンスに圧倒され点差を縮めることができないまま71―94で敗戦。2部格上校に対して意地を見せることはできなかった。

 最終日となる明日は場所を移し東大駒場第二体育館で立大と対戦する。このチームで戦う最後のゲーム。1年間積み上げてきたチームワークを発揮し笑顔で1年を締めくくりたい。