慶大に快勝で2勝1敗/東京六大学女子対抗戦
スターターは川副舞(理工3=富士学苑)、松本真衣(理工1=鵬学園)、伴真衣香(文3=東京成徳)、北浦彩加(国際3=大津)、萱沼史織(情コミ2=埼玉栄)。
格下慶大に快勝した。この日の相手は4部に所属する慶大。開始10秒に萱沼の得点で先制しテンポ良くスタートを切った。しかしところどころでリバウンドなどの意識が薄れ相手を引き離せない。「気を緩めたら出だしも悪くなってしまうので気を引き締めて自分たちの持ち味を出せたら」(北浦)と臨んだ試合だったが、ダブルヘッダーのハードな日程の次の日ということもあってか集中力が散漫になる時間帯が見られた。しかし後半からは切り替えを見せ連携のとれたディフェンスから速攻を連発する。前半は1本しかなかった3Pシュートも第3クオーターだけで4本を沈めるとインアウト両方から効率良く得点を重ね相手を大きく引き離した。終わってみれば87―57の大勝。しっかりと実力の差を見せつけた。
全員が持ち味を発揮した。前日に引き続き加藤葉月(営3=明大中野八王子)や橋本みなみ(商1=県立柏)など試合経験の少ない選手も多くのプレータイムを獲得。ドライブを仕掛けるなどゴールへの強い姿勢を見せた。最後にはリーグ戦最終戦で負傷した千葉美知瑠主将(文4=東京成徳)も試合復帰。第4クオーター残り2分のところでコートに立つと、3Pシュート2本を含む8点の活躍を見せる。シュートが決まるごとにチーム全員が湧き、試合が終わると抱き合って喜びを分かち合った。
次戦は2部法大との対戦となる。格上とはなるが今季2部昇格を果たした明大にとって実力の拮抗(きっこう)した戦いになることが予想される。このメンバーで臨む試合もあと2つ。一丸となって勝利を勝ち取りたい。
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