
神大に勝利 2部昇格へ望みをつなぐ/関東大学女子3部リーグ戦
スターターは、川副舞(理工3=富士学苑)、千葉美知瑠主将(文4=東京成徳)、伴真衣香(文3=東京成徳)、北浦彩加(国際3=大津)、萱沼史織(情コミ2=埼玉栄)。
常にリードして試合を進めた。開始1分後の萱沼が決めた3Pシュートを皮切りに、次々に得点を重ねる。特に後半の立ち上がりはパスがよく回り、攻める流れをつくることができた。それにより第3クオーターでは31点を記録。終始ゲームを主導して、83-61で勝利した。
この日の勝因はイージーシュートを手堅く沈められたことと、ディフェンスが機能したことだ。フリースローを28本打ったうち、22本が決まった。そこで外したボールにも北浦や萱沼が素早く反応し、直後にシュートを決めて確実に得点につなげた。第2クオーター、第4クオーターでは相手の激しいディフェンスに押されて点が伸びなかったが、選手1人1人の徹底した守備で、相手の追い上げを許さなかった。
この日は3部リーグにおける4~6位決定戦1日目。2部への入れ替え戦に進むためには4位につかなければならない。次戦は明日28日の対和洋女子大戦。「明日勝たないと意味がない」(千葉)。気を引き締めて試合に臨む。
[渡辺由理佳]
試合後のコメント
千葉主将
「相手の大きい人がリバウンドで飛び込んでくるとスカウティングしていたので、取られないようにと思って試合を始めたが、結局リバウンドをずっと取られたまま終わってしまった。明日はもっとリバウンド取るためにスクリーンアウトをしっかりして臨みたい。(今日は勝ったが)内容としては良くはない。ディフェンスは頑張れたかなと思うが、やっぱりリバウンドを取るっていうのができなかったので。普段イージーシュートを落としてしまうので、そこは徹底して頑張ろうという話はしていた。だいたい皆入っていたのでそこは良かった。(第2、第4ピリオドで点は伸びていないが)点が伸びなくてもディフェンスを頑張る、ということを皆で徹底して、できたことはプラスだった。リズムが狂ってくると足が動かなくなってしまうところがあるので、(点が伸びない時の原因は)そういうところかなと思う。(今日は順位決定戦の1試合目で)明日勝たないと意味がないので、明日勝って、絶対入れ替え戦をする」
萱沼
「なんとか勝てた。勝てなきゃいけない試合だったので勝ちは良かったと思う。審判がこっち側に吹いてくれたのもあるので流れが切れずにやれた。でも明日とかは審判によっては全然試合の流れが変わってきてしまう。流れを切らさないためにはリバウンドを取らなきゃいけないけど自分が一番取れなかった。(相手は)スリーからの飛び込みをやるっていうのはわかっていたが集中はしててもやられてしまった。明日はリバウンドを全部取る気持ちでやる。今日は勝てたのが良かったけどリバウンドが駄目だった。(第2クオーター、第4クオーターは)ああいうところでパスが弱いというか普通だと通用しないというのはわかった。もっとしっかりつなぐことができていたら点数にもなっていたので、もっと気持ちを入れてパスしたい。(積極的にオフェンスリバウンドに飛び込んでいたが)流れがいっちゃうのが嫌だった。こっちが外して取られたら絶対決めてくる相手だと思ったから速攻を止めたかった。いつもリバウンドにいってなかったから東女にも速攻やられたし相手がスムーズにいってしまったので絡むことが大事。明日も飛び込もうと思う。(明日は)相手がどうってよりも今日みたいに明治らしさを出してやりたい。絶対リバウンドを取って今日みたいに全員でディフェンスをする。リバウンドと基本的なところをしっかりやる。自信持ってやりたい」
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