積極的に攻めるも三強には勝ち切れず 男子は4位/関東学生秋季1部リーグ戦

2014.09.25
 秋季リーグ戦が行われ、白子コートで熱戦が繰り広げられた。明大は大会1日目から強敵との戦いが続くも攻めの姿勢を崩さず、善戦を見せた。1日目は惜しくも勝利を挙げることができなかったが、2日目は全勝でこの大会を終えた。結果は4位。4年生のいない中で挑んだ初めての大会で、新チームは上々の滑り出しを見せた。

 ヤマ場を迎えたのは1日目、春季リーグ戦で優勝をした日体大との戦い。1─2と後がなくなった場面、4番手を任されたのは全日本大学選手権でベスト8と好調の坪井雄太(商1=熊本学園)・平井裕之(国際1=高崎健康福祉大附)組だった。坪井の強いフォアを中心に攻め立て、平井の相手のスキをつくボレーが効果的に決まった。息の合った絶妙なプレーを連発し2ゲームを連取。前試合の早大戦では1番手として出場するも、流れをつかめず思うようなプレーができなかった。その反省を生かし「足を使ってプレーすることを意識した」(平井)と積極的に動いて自分たちの展開に持っていった。5─2で日体大のペアから勝利を挙げるとベンチからも大きな歓声が上がった。「4番手、1勝2敗で回ってくることが多かった。そこで勝てることができて良かった」(坪井)と団体戦での役割を十分に果たした。その後5番手が敗れ、日体大から金星を挙げることはできなかったものの、2日目の勝利に良い流れでつないだ試合だった。

 待ち望んだ三強を崩す日も近いかもしれない。中大、日体大に対して、春には無かった緊迫した展開を次々と繰り広げた。追い込まれてからも粘りを見せ、簡単にはやられなかった。4年生がいないという不安を見事に吹き飛ばした新チーム。さらなる飛躍に期待が懸かる。