
小日向が100m平泳ぎ初制覇/日本学生選手権
小日向が100平初V
200mだけとは言わせない。小日向が大混戦の100m平泳ぎを制した。前半50mを5番手で折り返すと、一気に追い上げて残り25mで先頭に躍り出た。最後は小日向、山口(東洋大)を含む3人のデットヒートとなったが、タッチの差で小日向に軍配が上がった。自己ベストを0秒08更新する1分00秒72をマーク。大会前には100mに焦点を絞ると公言していたため「その通りにならなかったら恥ずかしいので良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。
約2週間前のパンパシフィック選手権で銅メダルを獲得した。その時は得意の200mだったが「100mでも戦えるようにならないと。これで(200mの前半を)1分02秒で楽に入れると思う」と手応えをつかんだ。
今回は日の丸ではなく明大を背負い戦っている。当然意識も違う。「代表の場合は速い方たちに引っ張ってもらったが、学校では僕らが引っ張らないといけない」。強い自覚を持って臨んだレースで、チームに今大会初優勝をもたらした。2日目はメドレーリレー、最終日は200mに出場する。成長著しいエースが古豪明大をのし上げる。
200mだけとは言わせない。小日向が大混戦の100m平泳ぎを制した。前半50mを5番手で折り返すと、一気に追い上げて残り25mで先頭に躍り出た。最後は小日向、山口(東洋大)を含む3人のデットヒートとなったが、タッチの差で小日向に軍配が上がった。自己ベストを0秒08更新する1分00秒72をマーク。大会前には100mに焦点を絞ると公言していたため「その通りにならなかったら恥ずかしいので良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。
約2週間前のパンパシフィック選手権で銅メダルを獲得した。その時は得意の200mだったが「100mでも戦えるようにならないと。これで(200mの前半を)1分02秒で楽に入れると思う」と手応えをつかんだ。
今回は日の丸ではなく明大を背負い戦っている。当然意識も違う。「代表の場合は速い方たちに引っ張ってもらったが、学校では僕らが引っ張らないといけない」。強い自覚を持って臨んだレースで、チームに今大会初優勝をもたらした。2日目はメドレーリレー、最終日は200mに出場する。成長著しいエースが古豪明大をのし上げる。
渡邊涼が400自3位
逆転でメダルをつかんだ。350mのターンでは5番手。そこから猛追し、3位に滑り込んだ。「最後の勝負になるのは分かっていた。そこを意識して、練習で取り組んできたことを出せた」。さらに2年ぶりに自己ベストを更新。今大会の明大のキーマンとなる男がきっちり役割を果たし、本職の1500mに向けても上々のスタートを切った。
平井健は個人連覇ならず
連覇に臨んだ平井健太(商2=千葉商科大付)は坂井(早大)との一騎打ちに敗れ2位だった。パンパシ水泳直前から痛めていたろっ骨も完治し、準備万端で臨んだインカレ。予選では唯一1分56秒台で泳ぎ、全体のトップで通過した。しかし、直後の400mリレーアンカーで引き継ぎのフライングをしてしまい、チームは失格。責任を感じ「個人で必ず勝たないと」と臨んだ決勝だったが、ラスト50mで坂井に逆転され連覇を逃した。表彰台では仲間の声援に手を挙げて応えたが、涙を流しながら「残りの100mで優勝し、リレーも表彰台に上り明治に貢献したい」と話した。
女子4継で3位入賞
ルーキーが期待に応えた。4泳の細田梨乃(情コミ1=湘南工大附)は6番手でレースを引き継ぐと猛追を見せ、チームを3位に導いた。追い掛ける立場にいることを「前を泳ぐ人がいる方が頑張れる」(細田)。必死の泳ぎで表彰台にこぎつけた。1泳の住吉茉莉(情コミ3=成田)は「細田に任せたと言ったら本人がうなずいたので、やってくれると思った」。頼もしいルーキーの活躍で、昨年の2位に続き2年連続の表彰台に立った。
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