
苦戦を強いられるも開幕戦勝利/秋季関東学生1部リーグ戦
苦戦を強いられるも開幕戦勝利/秋季関東学生1部リーグ戦
グランドスラムの懸かった秋季リーグ戦が開幕した。相手は1部に昇格したばかりの筑波大。1番手の松下海輝(商3=希望ヶ丘)、2番手の平野友樹主将(商4=野田学園)は勝ちリードするが、続く3番手とダブルスで落としてしまい並ばれる。チームの雰囲気が暗くなる中、5番手の有延大夢(商2=野田学園)が逆転勝利して再び流れが明大に。最後は神巧也(政経4=青森山田)が決め4―2で大事な初戦を制した。
相手エースに打ち勝った。1番手を任された松下海は3球目攻撃から主導権を握り、2ゲームを連取する。しかし2部で8戦全勝と好調な相手の平野(筑波大)がこれに対応できるようになり第3ゲームを落とす。2―1で迎えた第4ゲーム「相手が自分のプレーに慣れてきたところでそれに自分も対応できた」(松下海)と読まれるコースとまた逆のコースにフォアハンドドライブを決め込み、ラケットに触れさせなかった。チームとして最初の試合を勝利で飾った。
悪い流れを断ち切った。5番手の有延が負けるともう後がなくなる展開。第1ゲームから有延のミスが相手より目立ち1―2と追い込まれるが、ここからプレーがしっかりドライブ回転を掛けてつなげるスタイルに変わる。「しっかり勝負できた」(有延)とフルセットで勝利し、流れを取り戻した。
グランドスラムに向けて大事な開幕戦を勝利するものの「もう少し緊張感を持ってほしい」と田崎俊雄監督。次戦からより強い相手と戦うだけに早いうちに修正点を意識していきたい。
[吉田周平]
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◆9・8 日大戦 13:00~
≫会場アクセス
・駒沢体育館
――東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩15分
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